日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第3節A卓が5月7日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、井出康平が卓内トップを取った。
井出は1回戦を3着でスタートすると2回戦からはしぶとい打ち回しに終始して3戦連続で2着に。トップこそなかったものの、随所での加点が効果的で卓内トップとなり、トータル順位でも暫定2位に浮上した。
試合後、井出は「今期は落ち着いて打てているので、バタバタしないようにしっかりと頑張っていきたいと思います」と、充実した表情だった。
【試合結果】
1位 井出康平 +35.5
2位 ダンプ大橋 +14.6
3位 客野直 ▲18.6
4位 黒沢咲 ▲31.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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