【チャンピオンズリーグ】パリSG 0-1ドルトムント(日本時間5月8日/パルク・デ・プランス)
古巣だろうがお構いなしに、イライラを相手にぶつけてしまった。ドルトムント戦でパリSGのFWウスマン・デンベレとDFアクラフ・ハキミが、ボールがタッチラインを出た際に相手に詰め寄り突き飛ばし&膝蹴りの蛮行。これにはファンから「ほんとに悪い子達」「古巣に八つ当たり」など批判の声が出た。
問題のシーンは、83分だった。チャンピオンズリーグ決勝進出には最低3ゴールが必要とパリSGが追い込まれる中、デンベレが右サイドから仕掛ける。しかし、DFニコ・シュロッターベックに奪われたボールはタッチラインを割った。
転倒していたシュロッターベックが足でボールを止めると、ハキミとデンベレが「ボールをよこせ」と言わんばかりに突進。前者が両手で突き飛ばし、後者が膝蹴りを入れる蛮行にでた。即座に主審はハキミにイエローカードを出した。
ハキミとデンベレにとってドルトムントは古巣だが、試合展開にイライラした末の暴力行為。ファンからは、「古巣なんてことを」「ハキミずっとイライラしてる」「古巣相手にそれやるか」「酷いことするな。レッドでいいだろ」「ほんとに悪い子たち」「なんでわざわざ時間つかうの」「ハキミが突き飛ばしてデンベレが軽く蹴り入れて、イエローはハキミのみってどういう判定なのやら」「2人とも一緒にキレちゃうのがな...」など否定的な声が目立った。
試合は50分にドルトムントのDFマッツ・フンメルスがゴールを挙げ、2戦合計0-2でパリSGが敗戦。古巣相手に試合を通して右サイドで精彩を欠いたハキミとデンベレには、苦い思い出となった。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)