上位数%にいるトップ棋士にとっては、冴えていれば持ち時間の短さなど、まるで関係ないのかもしれない。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2024」エントリートーナメントの模様が5月4日に放送された。記念すべき今大会の開幕戦、第1局にはチーム渡辺から山崎隆之八段(43)が登場すると、チーム広瀬はリーダー広瀬章人九段(37)自ら出場。考慮時間の短さを感じさせない絶品の指し回しに、後輩たちが「これがフィッシャーの将棋ですか」と惚れ惚れする一幕があった。