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【映像】ゴール裏で花火が打ちあがる衝撃映像

ブンデスリーガボーフム 0-5 レヴァークーゼン(5月13日/ヴォノビア・ルールシュタディオン)

【映像】ゴール裏で花火が打ちあがる衝撃映像

 退場者を出した上に2点を献上する前半を経て、ボーフムのサポーターがまさかの暴挙に出た。後半開始の笛が鳴ると、ゴール裏で大量の発煙筒が焚かれ、花火まで打ち上がる無法地帯となった。試合の中断が余儀なくされる事態に、解説でボーフムOBの鄭大世氏も古巣のサポーターに苦言を呈した。

 ブンデスリーガ第33節にて、浅野拓磨が所属するボーフムは今シーズンのドイツ王者レヴァークーゼンをホームに迎えた。相手が今季無敗のチームとはいえ、残留が決まっていない以上は絶対的に勝ち点を拾わなければいけない試合。しかし、15分に右SBのフェリックス・パスラックが退場するとプランが崩れる事態となった。10人となって以降も何とか耐えていたボーフムだったが、前半終了間際に立て続けに2点を失い、0-2のスコアでハーフタイムを迎えていた。

 ホームサポーターからすると、ストレスが溜まる退屈な試合展開だ。だからといって許されるわけではないが、一部の過激なサポーターがハーフタイム中から多量の発煙筒を焚きはじめた。

 後半開始のホイッスルが鳴ると、今度はパン!という爆発も。サポーターは発煙筒に加えて、花火を打ち上げ始める暴挙に出ていた。この事態に、選手たちの危険を考慮した主審が試合をストップ。みんなで花火が収まるのをピッチ上から見守るという、本来あってはならない時間帯が生まれた。

 サポーターが試合を止める事態に、かつてボーフムでプレーした経験がある解説の鄭大世氏は「サポーターの悪い癖ですね。こういうのをホームでやると、来季開幕戦バックスタンド無観客試合になるんですよね」と苦言を呈した。

 およそ2分間の中断で済んだが、こうしたサポーターの身勝手な暴挙はクラブの不利益となる。ボーフムの選手たちによる不甲斐ない戦いが原因だったかもしれないが、いかなる理由でもチームの損になることをしてはならないだろう。
ABEMA/ブンデスリーガ)

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