【写真・画像】現役キャバ嬢が明かす客の好意が恨みに変わるとき「自主的にしてもらう形にしないと危ない」 新宿タワマン“メッタ刺し”殺人事件 1枚目
【映像】騒然とする事件現場のタワマンの様子

 東京・西新宿にあるタワーマンション1階の敷地内で、51歳の男が25歳の女性を刺殺した事件について、元刑事が解説した。

【映像】騒然とする事件現場のタワマンの様子

 被害にあったのはマンションに住む平澤俊乃さん。腹や首をナイフで複数回刺され死亡し、和久井学容疑者が殺人の疑いで現行犯逮捕された。和久井容疑者は「体を傷だらけにしようとして刺した」と供述している。

 被害にあった平澤さんはガールズバーを経営。和久井容疑者の供述によるとおよそ4年前に店の客として知り合ったという。

 警視庁によると和久井容疑者はおととし、平澤さんの自宅などで待ち伏せを繰り返したなどとして、ストーカ規制法の疑いで逮捕。つきまとい行為の禁止命令が出ていたが、去年6月には解除されていた。

 凶悪事件を捜査してきた、元徳島県警捜査一課警部の秋山博康氏はナイフを2本所持、被害者の上半身だけで数十か所の刺し傷があったという残忍な殺害方法について「この事件は愛情のもつれから、愛情が満たされない、そして憎しみに変わって、それから強い殺意に変わって犯行におよんだ」「首とか腹、これは死に至る主要部、そこを何度も何度も刺した。単なる切りつけるんじゃなくて何度も何度も刺した。これは強い殺意で犯行におよんでいる」と説明。

 同じような事件の捜査経験を持つという秋山氏は「ストーカーに絡む殺人事件はほとんどが包丁、ナイフ、切れ物、刃物を使う。それは被疑者の取り調べによって、『痛い目に合わせたい』と。痛い目に合わせて殺害したい、そういう憎しみからの犯行と思われる」と推測した。

 また、秋山氏は「ストーカー規制法で以前に警告、そして禁止命令。ストーカーで逮捕までしている。ところがそれで逮捕してもすぐに出てくる。その間、何もなかったので禁止命令を解除したあとの殺人。この種の犯人というのは目的が殺害」として、解決策について「逮捕されてもいい、目撃者がいっぱいいてもいい、とにかく殺害するということがこの種の事件なので本当にストーカーの相談を受けた段階で、カウンセリングか何かで医療行為が必要」と提言した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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