【写真・画像】「鋼の肉体」ムキムキボディの19歳力士 強い勝ちっぷりに相撲ファンが注目「力あるなー」「かっこいい」 1枚目
【映像】「大丈夫?」大関らしからぬ負け方に館内どよめき

大相撲五月場所>◇三日目◇14日◇東京・両国国技館

 カド番脱出を目指す大関・霧島(音羽山)が、若手の前頭筆頭・熱海富士(伊勢ヶ濱)に押し倒しで敗れて黒星先行となる2敗目を喫した。大関らしからぬ負け方に館内からはどよめきが沸き起こり、ファンからは「どうした霧島…」「大丈夫?」と心配の声さえ寄せられた。

【映像】「大丈夫?」大関らしからぬ負け方に館内どよめき

 結びの一番で“波乱”が起きた。一時は綱取りの期待が寄せられるも三月場所で5勝10敗と大きく負け越し、五月場所をカド番で迎えている霧島。今場所は初日に前頭二枚目・豪ノ山(武隈)に押し出しで敗れて黒星スタートを切ったものの、二日目は白星を挙げて星を五分に戻していた。

 取組前、先場所から今場所にかけての霧島について、ABEMAで解説を務めた元前頭・徳勝龍の千田川親方は「先場所は怪我もあったと思いますが、その中でもしっかり千秋楽まで相撲を取りました。負け越しはしましたが、最後まで取ることがやっぱりすごいなと思って見ていました」とコメント。続けて「本人は悔しかったでしょうけどね。今場所でまたリベンジというか、しっかり大関の責任を果たしてくれると思います」と期待を寄せていた。

 だが三日目の取組では、立ち合い頭を下げて当たった霧島は、左に避けながらはたき込もうとするも、逆に隙をつかれて後ろを取られてしまう展開に。その後、霧島がクルリと回転すると、機を逃さず熱海富士が厳しく突いていき、そのまま押し倒しを決められた。土俵を割った霧島は力なく後転しながら土俵下へと転落し、まさかの展開に館内からはどよめきが沸き起こった。敗れた霧島は痛い2敗目の黒星。勝った熱海富士は2勝目を挙げた。

 あっけなく敗れた霧島に、解説の千田川親方は「引いてしまいましたね。自分のほうに(相手を)呼び込んでしまった」と指摘。同じくABEMAで実況を務めた小出アキラアナウンサーが「ちょっと霧島にしては珍しい形になってしまいましたね」とこぼすと、千田川親方も「そうですね」と頷いていた。

 大関らしからぬ霧島の敗れ方に、ABEMAの視聴者からも「どうした霧島…」「完敗じゃないか」「大丈夫?」「なんか力強さがないな」「調子悪いのか?」と心配の声が相次いで寄せられた。

 一方、この日の取組では新世代・熱海富士の躍進にも注目が集まった。

 自己最高位の前頭筆頭で臨む五月場所では、初日に大関・豊昇龍(立浪)を上手投げで下す番狂わせを起こして館内を沸かせた熱海富士。三日目に霧島も下し、これで2大関から白星をもぎ取ったことになる。千田川親方は熱海富士について「自分の形をしっかり持っていますし、いい相撲を取りますよね。若々しい。まだ21歳ですもん。羨ましいですね(笑)」と本音を漏らしつつ、取組後には「いい相撲を取りました。圧力がある」と称賛していた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

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