<大相撲五月場所>◇四日目◇15日◇東京・両国国技館
序ノ口の一番で館内がどよめいた。身長190センチの19歳力士が、たった2発で相手力士を吹き飛ばす圧巻の白星。あまりの迫力に館内がどよめき、その後、拍手が沸き起こった。
序ノ口九枚目・象竜(音羽山)が序ノ口十枚目・大志翔(追手風)を強烈な突き押しで圧倒して今場所の初白星を挙げた。
一度目の立ち合いは不成立で迎えた二度目の立ち合い。象竜が下からの強烈な突き押しで前に出ると、大志翔の身体は大きく右にバランスを崩す。何とかこらえて正対した大志翔だったが、象竜が二度目の突き押しを繰り出すと、今度はこらえきれずに土俵の外に吹っ飛ぶように土俵を割った。大志翔は2敗目を喫した。
手足の長さを生かした象竜の豪快な取組に館内はどよめき、その後、自然と拍手が沸き起こった一番に対して、ファンからは「吹っ飛んだ」「デカいな」と驚きの声が。一方では「相撲を覚えたら強くなる」など今後に対する期待の声も寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)