リーグ戦29試合無敗でレヴァークーゼンが史上初となるブンデスリーガ優勝を飾った。創立120年の歴史の中で迎えた初制覇。その原動力となったドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの活躍っぷりに、満場一致で『スポタイ的MVP』が送られた。
【映像】ドイツの未来!ヴィルツがハットトリックでリーグ制覇に導いた瞬間
5月12日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、今シーズンの下半期における“スポタイ的MVP”を選出。プレミアリーグやブンデスリーガで活躍した選手たちを映像と共に紹介した。
プレミアリーグからは、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリン・ハーランドやリヴァプールのエジプト代表FWモハメド・サラー、アーセナルのノルウェー代表MFマーティン・ウーデゴールなどがノミネートした。
ブンデスリーガからは堂安律、板倉滉、浅野拓磨ら日本人選手の他にバイエルンのドイツ代表MFジャマル・ムシアラ、イングランド代表FWハリー・ケインらが名を連ねた。そのなかでスポタイ的MVPに輝いたのはレヴァークーゼンのヴィルツだった。
昨季序盤は残留争いに巻き込まれていたレヴァークーゼンだが、シャビ・アロンソ監督が就任して以降は立て直しに成功し、ヨーロッパリーグ出場権内の6位でフィニッシュした。すると今季は開幕から好調を維持し、リーグ戦29戦無敗でクラブ史上初となるリーグ優勝を達成している。
その原動力となっていたのがドイツの新星・ヴィルツ。リーグ戦31試合で11ゴール8アシストと圧巻のパフォーマンスを披露。なかでも、勝利すれば優勝が決まるブレーメン戦では後半から出場しハットトリックを達成。チームを優勝に導く活躍を見せた。
コメンテーターを務める鄭大世は、ヴィルツの選考理由について「レヴァークーゼンがどれだけ大躍進を遂げたか。ずっと何十年も優勝できなかったのに、シャビ・アロンソ監督が就任して優勝。そのなかでヴィルツは欠かせない選手だった。いなくなると全く違うチームになるくらいで、たくさん点もとって一人別格。1年を通して圧巻のパフォーマンスでした」とコメント。年間を通して安定したハイパフォーマンスが受賞の決め手となったようだ。
(ABEMAスポーツタイム)