<大相撲五月場所>◇五日目◇16日◇東京・両国国技館
幕下十四枚目・魁勝(浅香山)が幕下十三枚目・日翔志(追手風)を寄り切りで下した一番で、2勝目を挙げた魁勝が土俵を去る際に見せた“丁寧なお辞儀”にファンの称賛と共感が相次ぎ「綺麗な礼だね」「好青年だわ」などの声が相次いで寄せられた。
注目を集めた力士は浅香山部屋所属で最高位が十両二枚目の29歳・魁勝。五日目の取組では、立ち合いすぐにもろ差しになると一気に前に出て寄り切りを決めた。一瞬で決着をつけた魁勝は勝ち名乗りを受け土俵下に降りると、背筋をピンと伸ばして立ち、深々と頭を下げてから花道を下がっていった。魁勝は2勝目、敗れた日翔志は2敗目を喫した。
“礼に始まり礼に終わる”と言われ、大相撲の基本として重要な礼儀作法。勝負が決した後の礼がおろそかにされることもあるなか、丁寧なお辞儀を見せた魁勝には、「いいね! お辞儀」「綺麗な礼だね」「お辞儀深い」「好青年だわ」と称賛や共感の声が続々と寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)