【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア 2-1 セレッソ大阪 (5月15日/町田GIONスタジアム)
【映像】曲がりすぎる魔球と“空振り2発”にDF陣が凍った瞬間
セレッソ大阪の幻のゴールシーンが話題を集めている。セットプレーの流れから立て続けに訪れたシュートチャンスで、C大阪の選手は立て続けに2度も空振ってしまった。しかし、これが功を奏して相手DFの足を止めると、結果的には取り消しとなったがゴールネットを揺らしている。
ホームの町田ゼルビアに押し込まれる展開が多かった中で、C大阪がワンチャンスをものにしたかと思われた。
スコアレスで迎えた31分にC大阪がコーナーキックのチャンスを獲得すると、MFジョルディ・クルークスがアウトスイングのクロスを上げた。これに反応したMF田中駿汰とMF奥埜博亮にシュートチャンスが訪れたが、両者ともにまさかの空振り。
しかし、これが結果的にフェイントのような形となって町田の選手たちの足を止めると、最後は右の大外からMF為田大貴が折り返したグラウンダーのクロスをFW山田寛人が押し込んだ。
空振りがフェイントとなるまさかの形に、ファンは「時が止まったな」「町田は完全に止まってたな」「空振りフェイントがうまいな」と反応。予想外のプレーに驚いた様子だった。
しかし、その後VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入すると、ネットを揺らした山田がオフサイドポジションだったことが発覚。ノーゴールとなり、スコアレスのまま試合再開となった。
この場面で先制ゴールを逃したセレッソ大阪は、試合終了間際に勝ち越しゴールを許したことで1-2で敗れた。勝てば上位争いに食い込めた試合だっただけに、オフサイドでの決定機逸が結果に大きく響いてしまった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)