<大相撲五月場所>◇六日目◇17日◇東京・両国国技館
角界に丸坊主の“新たな怪物”が現れた。三段目最下位格付出・大花竜(立浪)が、序二段筆頭・天惠(高田川)を強烈な押し出しで圧倒。無傷の3連勝を遂げ、ファンも「身体が完成している」「バケモノ」と驚きの声をあげた。
近畿大学4年時の昨年、国体成年個人ベスト16に入り、三段目最下位格付出資格を得て五月場所でプロデビューを果たした大花竜。青森県十和田市出身、平成13年(2001年)生まれの22歳で、身長175センチ・体重160キロのアンコ型。四股名の「大花竜(おおかりゅう)」は家族や兄弟子と相談して考えたそうで、「大輪の花を咲かせて竜のように昇る」という意味が込められている。
デビュー戦となった二日目の取組では圧力のある寄り切りで快勝を遂げ、三日目の2番相撲でも勝利。ここまで無傷の2連勝を挙げていたが、まだ坊主頭の初々しい新人は六日目の3番相撲でも“怪物ぶり”を発揮した。
立ち合い天惠のもろ手突きを落ち着いて受け止めると、強烈な圧力をかけて突き押しで前進。そのまま重戦車のように攻めの手を緩めず前に出続け、力強い押し出しで圧倒した。大花竜はこれで無傷の3連勝。敗れた天惠は1敗目を喫した。
勝ち越しまで早くも残り1勝と迫った大花竜。さらにその先の快進撃を予感させるにも十分な圧勝ぶりに、ABEMAの視聴者も「強すぎるわ」「身体が完成している」「大物すぎる」「バケモノ」と驚きの声を挙げていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?