【写真・画像】車好きYouTuber・あま猫、高速道路でのフェラーリ追突被害を振り返る「運転する以上リスクはあると思っていたが、実際どう対応するかは頭になかった」 1枚目
【映像】フェラーリ追突被害 当時の実際の様子

 高速道路で相次ぐ事故。14日午前、首都高速5号線・美女木ジャンクション付近で、トラックが渋滞中の車6台を巻き込むかたちで追突。乗用車などが炎上し、3人が死亡した。午後5時半頃には、横浜に向かう湾岸線でトラックが乗用車2台に相次いで衝突。乗用車を運転していた28歳の男性が死亡し、別の乗用車の20代の男女が重傷を負った。

【映像】あま猫フェラーリ追突被害 当時の実際の様子

 高速道路という危険な場所で、もし事故に巻き込まれてしまったら――。車好きYouTuberで公認会計士のあま猫氏が、16日の『ABEMA Prime』で自身の体験を振り返った。

 あま猫氏が事故に遭ったのは2023年12月、撮影を終えて静岡県から東京に戻る途中、東名高速上りの東京料金所に入る手前で、運転するフェラーリ 488 スパイダーが被害に遭った。「料金所で私も減速していたところ、後ろから追突されてしまった」。

 事故後は車外に出て、車の状況とけが人の有無を確認。「追突してきた方が車外に出て『大丈夫ですか?』と声をかけてくれたのと、車内からでは状況が全くわからなかった。安全確保と、けが人の有無を確認し、発煙筒を焚いてから警察や保険会社に連絡した」と説明する。

 事故時の対応について、「運転している以上リスクはあると思っていたが、実際にどうするかというマニュアルは頭になかった」という。教習所で習ったことを思い出しながら、その場で判断。「傷ついた車を見てすごく悲しく、動揺もしていた。ただ、そのままにしていても二次災害を引き起こしかねない」と対処したそうだ。

 警視庁は、高速道路における緊急時の3原則として、「路上に立たない」「車内に残らない」「安全な場所に退避する」としている。当時の状況についてあま猫氏は「高速道路上で降りることはないので恐怖はあったが、それ以上にハイになってしまっていた」とも振り返った。

 その後、鞭打ちで左半身に痛みが表われ、病院では全治2週間の診断を受けたという。事故の過失割合は0対10で相手側にあったが、結果的に3900万円の愛車は手放すことに。「自己負担は特に必要なかったが、修理に合わせて保険会社からの補償金額が変わるということで、現状のまま車を売却し、差額分を補填してもらった。そこまで大きなマイナスにはならない程度に落ち着いた」と明かす。

 その上で、「自分に過失がないことを証明するためにも、周りの目撃情報があったとしても、映像があるかないかは大きい。ドライブレコーダーは必須だなと改めて思った」と語った。(『ABEMA Prime』より)

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