<大相撲五月場所>◇中日◇19日◇東京・両国国技館
この強さはやはり本物か。幕下四十枚目・安青錦(安治川)が初めての幕下の舞台でストレート勝ち越しを決めた。土俵際に追い込まれてからの見事な逆転劇に視聴者は「強すぎるわ」「うおおお」「かっこええ」などと騒然とした。
ウクライナ出身で、世界ジュニア選手権で3位になった実績もある安青錦は、ロシアによる母国への軍事侵攻から逃れ、相撲道にまい進するため2022年4月に来日を果たし、12月に安治川部屋に入門。昨年、両国で行われた九月場所の前相撲で初土俵を踏んだ。ここまでの生涯戦歴は24勝1敗と、圧倒的な力を示している。
20歳の安青錦は、幕下というステージで結果を出せるか、注目されていたが、中日を無敗で迎えた。同じく無敗の幕下四十二枚目・一翔(立浪)と対峙すると、激しい相撲に苦戦を強いられ、土俵際に追い込まれたが、上手捻りで逆転劇を収めた。この一瞬の出来事に視聴者は「いいねぇ」「うまい」「すっげ」「動きが良いね」「安青錦サイコー」など称賛の声が寄せられた。
序ノ口、序二段と連続優勝を経験している安青錦。幕下も見事に優勝できるか、注目だ。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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