【プレミアリーグ】アーセナル ２－１ エヴァートン（日本時間５月20日／エミレーツ・スタジアム）
アーセナルのDF冨安健洋が、プレミアリーグ優勝が懸かった最終節のエヴァートン戦で同点ゴール。興奮する感情をガッツポーズと共に表現した日本代表DFに対して、海外ファンからも賛辞が送られている。
アーセナルの０－１で迎えた43分、冨安のゴールが生まれた。右サイドを攻略するとMFマーティン・ウーデゴールが深い位置からマイナスクロスをボックス内に送ると、そこに飛び込んできたのが冨安だった。フリーでシュートモーションに入った日本代表DFは、右足のインサイドでミートすると、相手２人の股をダブルで抜いてボールは左下の隅に飛んでネットを揺らした。
優勝が懸かった重要な試合で同点弾を決めた冨安は、興奮した様子で深くしゃがみながら両手でガッツポーズ。その後は雄叫びを上げながらも、まだ同点であることを意識して、素早く自陣に戻って行った。ただしその中でもチームメイトのDFガブリエウ・マガリャンイスと目線を合わせて喜びあうなど、自分の中の感情を抑えきれない様子だった。
このゴールシーンの動画をアーセナル公式Xが、「Super Tom」として紹介。海外ファンからは、「素晴らしいインパクト」「スーパートムだ」「最高のアジア人選手」「超音速の仕上げだ」「なんてゴールだ」「DFが最終節でゴールを決めるなんて信じられない」などの反響が出ている。
冨安が気迫の同点弾を決めて、アーセナルは最終的に２－１でエヴァートンに勝利を収めた。しかしライバルのマンチェスター・シティがウェストハムを相手に３－１で勝利したため、プレミアリーグ優勝を逃している。
（ABEMA／プレミアリーグ）
