【写真・画像】18歳爽やか力士の豪快投げが炸裂した瞬間!甘いマスクとワイルドなギャップにファンうっとり「すげー!」 1枚目
【映像】“親方に浴びせ蹴り”驚きの瞬間

大相撲五月場所>◇十日目◇21日◇東京・両国国技館

 今場所好調の十両三枚目・遠藤(追手風)が、十両七枚目・島津海(放駒)を大迫力の上手投げで下して初日から10連勝とした。勝った遠藤は側転しながら土俵下へ落下、審判の親方に浴びせ蹴りのような形で接触。珍しい光景にファンも「あびせ蹴り」「ぶっ飛んだ」「大回転や!」と騒然となった。

【映像】“親方に浴びせ蹴り”驚きの瞬間

 8年ぶりに十両陥落した遠藤が、幕内復帰へ向けて絶好調の相撲を見せている。“相撲巧者”らしいセンス抜群の取組で連日のように館内を沸かせ、初日から無傷の連戦連勝。中日で自身初のストレート給金を達成すると、九日目も身長193センチの十両七枚目・獅司(雷)を振り回す豪快な勝利で白星。かつてスピード出世で上位を脅かした頃を彷彿させる強さで、十両優勝争いのトップを独走している。

 十日目は若手の島津海と対戦。立ち合い胸で当たった遠藤は、すかさず右上手を取ると下手も掴み、下がりながら島津海を撹乱。素早い相撲で休みなく土俵際まで運ぶと、まるで側転するようなアクロバティックな上手投げを披露した。センス抜群の技で勝った遠藤は勢い余って土俵下に落下、審判を務めていた元関脇・朝赤龍の高砂親方に足が覆いかぶさるように接触。館内は一時騒然となった。ヒヤリとする場面だったが高砂親方は無事で、周囲を気遣う余裕も見せていた。遠藤はこれで10連勝となる白星。敗れた島津海は5敗目(2休)を喫した。

 土俵際で遠藤がアクロバティックな投げを打つと、ファンからは「ぶっ飛んだ」「大回転や!」「かっこいいわ」「素晴らしい」「映える投げですな」「土俵際での身体の使い方が上手い!」と興奮気味のコメントが殺到。高砂親方に足が接触する珍しい場面に「あびせ蹴り」「被弾してるのに親方すごいな」といった声も相次いだ。

 十日目の取組を終えて、十両の優勝争いは遠藤が無敗で単独首位をキープ。1敗で“元大関候補”の十両六枚目・若隆景(荒汐)、ざんばら髪の“新たな怪物”十両十二枚目・阿武剋(阿武松)の2力士が追う展開となった。
ABEMA/大相撲チャンネル)

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