【ブンデスリーガ】フランクフルト2-2ライプツィヒ(5月18日/ドイチェ・バンク・パルク)
サッカーのスタジアムでは珍しい光景がピッチ上に広がっていた。スタジアムの上部にある巨大スクリーンがゆっくりと降下してきて、なにやら物々しい雰囲気を放っている。異例の事態で試合が止まったが、これに視聴者は「宇宙船が降りてきたSFみたい」と驚いているようだ。
52分に異例の事態が起こった。スタジアム上部に設置されている巨大スクリーンの火災報知が発煙等の煙に反応したようで、突然、画面が消えてしまったのだ。しかもそれだけで終わらず、スクリーンは安全対策の一環なのかピッチに向かって降下していくと同時に、散水を始めたのだ。
審判は一度、試合を止めて事態を見守ったが、7分程度経ったタイミングで、この誤作動が止まった。ピッチ近くまで降りてきていたスクリーンは散水を辞め、ゆっくりと上昇を始めたこともあり、審判は試合を再開させた。
この珍事に対して視聴者は「落ちたら大惨事だな」「あれ落ちたら即死」「え?下がってきてる?」などと困惑しているようだった。
フランクフルトのヴァルトシュタディオンは、メインスタンド、バックスタンド、両ゴール裏からディスプレイが見やすいように、LEDのスクリーンが4面スタジアム上部に設置されている珍しいスタジアムだ。今回はその最新性があだとなり、試合が止まってしまった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)