香取慎吾がSMAPメンバーの意見対立に苦しんだ過去を明かす一幕があった。
ABEMAにて5月26日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#27では、話題の男性ユニット3組がスタジオに登場。稲垣・草なぎ・香取が初共演ながら、それぞれの悩みを聞いていった。
10人組男性ダンスボーカルグループ・BLACK IRISのムードメーカーである斉藤広樹は「グループで意見が分かれた時は、どうやって解決してましたか?」という疑問を投げかけた。大人数グループならではの悩みに、みちょぱは「こういうのよね」と反応した。
それから斉藤は「セットリストとか、ワンマンライブの演出を決める時、自分たちで決めたりすることが多いんですけど、みんな個性が強すぎて、意見がぶつかりすぎて、渋々誰かが折れて終わることが多い」と、グループの実情を説明した。
これを受け、進行役を務めたEXIT・りんたろー。が「お三方は、ライブとかはどうしてたんですか?」と聞くと、草なぎ剛は「慎吾ちゃんが決めてくれてたね」と言い、稲垣吾郎は「役割分担みたいなのがあったね。それを信じていたし、もちろん自分の意見も聞いてくれるっていう。でもなんにせよ決める人っていうのがいないとね」と話した。
BLACK IRISのメンバーは興味のある・ないがはっきりしているそうで、ある時は皆が主張し、折衷案で決定することが多いのだという。そんな中、香取もかつてのSMAPでの活動で思い当たる節があったようで「一時、多数決にしたことがある」と切り出した。
続けて、香取は「色んなことを、みんなでちょっと揉めて、じゃあもう多数決にって。でもそれをやってみたらなんか気持ち悪いなってなった。“多数決で決めるってなんか…”みたいな感じになって、それはやらなくなった」と話した。
香取が「本当の時は言うよね?“これは流石に違うと思う”って時は」と問いかけると、稲垣と草なぎは“うん、うん”と頷いていた。その上で、香取が「グループは1人じゃないから、1人1人を信じて動いていくけれど、こればかりは許せないというのは、それぞれが言ってきた」と自身の経験談をBLACK IRISの面々に伝えた。
また香取は「人数が最近のみなさんは多いのが大変だよね」と言及。そして「僕はそれぞれに話に行ったりしてたもん。も〜大変よ。仕事場じゃないところにも直接交渉」とも話し、「どうにもならなくて、真夜中に公園のブランコ1人で悩んでいたら、そこにつよぽんが来てくれたことがあったよ。何を言うわけでもなく、朝まで一緒にブランコに乗ってくれて」と“親友”草なぎとのエピソードを明かすと、当の草なぎは「思い出した。恵比寿の方で。あの公園なくなっちゃったな」としっかりオチをつけていた。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)