相撲界に現れた令和の“怪物”がついに幕内優勝という結果を残した。新小結・大の里（二所ノ関）が初優勝を飾り、幕下付け出しでは横綱・輪島の15場所を大きく塗り替える7場所目での史上最速Vを達成した。
ひとり横綱不在の中、史上最速となるデビューから7場所目での賜杯を手にした大の里。十四日目を終え、大の里が3敗、4敗で大関・豊昇龍（立浪）、大関・琴櫻（佐渡ヶ嶽）、関脇・阿炎（錣山）、前頭筆頭・大栄翔（追手風）が追っていたが、大の里は阿炎との直接対決を制し、文句なしの初優勝を遂げた。
先場所は尊富士（伊勢ヶ濱）が初土俵から所要10場所目での優勝を手にしたばかりで、2場所続けての最速記録に期待が高まっていたが、大の里が安定感のある強い相撲を見せ続け、見事結果を残してみせた。
■大の里 泰輝（おおのさと だいき）
本名：中村 泰輝
生年月日：平成12年6月7日（23歳）
出身地：石川県河北郡津幡町
身長：192.0cm
体重：181.0kg
初土俵：令和五年五月場所
（ABEMA／大相撲チャンネル）
