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【映像】長谷部氏の名場面の数々…印象に残るのはどのシーン!?

 2018年のロシア・ワールドカップで世界中から批判を浴びた、日本代表の消極的な戦いぶり。心ない声が多く聞かれたなか、日本代表のキャプテン・長谷部誠が監督に伝えた一言が人々の心を熱くした。

【映像】長谷部氏の名場面の数々…印象に残るのはどのシーン!?

 5月26日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、今シーズン限りで現役を引退した長谷部を特集。18歳だった2002年に浦和レッズでプロキャリアを歩み始めた長谷部は、2008年からドイツ・ブンデスリーガでプレーすると、ヴォルフスブルク、ニュルンベルク、フランクフルトを渡り歩き、アジア人最多となる通算384試合に出場。ヴォルフスブルク時代にはマイスターシャーレを掲げた。

 日本代表としてもキャプテンとしては歴代最多出場。さらに3大会連続でワールドカップに出場するなど、サムライブルーを長らく支えてきた。そんな長谷部との思い出を番組MCの槙野智章氏が回顧。印象に残っているシーンは「たくさんある」という槙野が一番に選んだのが、2018年のロシアW杯での一幕だった。

 大会直前にヴァイッド・ハリルホジッチ氏を解任し、急遽、西野朗体制で本大会に出場した日本。初戦のコロンビア代表戦に勝利するも、2戦目のセネガル代表戦に引き分けたことで、決勝トーナメント進出は3戦目のポーランド代表戦の結果次第となった。

 59分に失点を喫した日本は、試合終盤に1点を追いかける状況ながらも後方でパスを回して時間を稼ぐ。他会場の結果も考慮し、ポーランドに敗れても得失点差で決勝トーナメントに進出できることから、日本は“戦わない戦い”を選択した。そんな日本に対して、スタジアムからはブーイングが飛び出した。

 そのまま0-1で敗れた日本だが、狙い通りに決勝トーナメント進出が決定。しかし試合後にイギリスメディア『BBC』から「肝が潰れた茶番」と酷評されると、そのほか各国メディアからも「嘆かわしい」「恥ずべき試合」と批判される結果となった。

 当時について槙野氏は「大会前に監督が代わり、監督が唯一チームに伝えたことは『積極的に楽しんでくれ』でした。僕も3戦目に出ましたが、負けを覚悟しましたがボールを繋ぎながらイエローカードをもらわないように戦おうねと言われていました」と振り返る。

 そのポーランド戦後に西野監督から「変な采配をして申し訳ない」と謝罪があったようだ。すると長谷部が選手たちの前で「監督、謝らないでください。この指示のおかげで、僕たちは決勝トーナメントに行けました。一度離れたファンを、次のベルギー戦でもう一度掴みに行きましょう」と監督やチームを鼓舞するコメントを残したようだ。

 これを聞いた進行役の中川絵美里は「うわぁぁぁ〜」と感嘆の声がもれ、MCの川﨑宗則氏は拍手する。槙野も「あの時のミーティングルームの一致団結感はすごかった。みんなで『そうだ!そうだ!』って言ったのを覚えています」とコメント。長谷部のキャプテンシーがわかる印象的なシーンを振り返った。
(ABEMAスポーツタイム)

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