【REAL SOCIEDAD JAPAN TOUR 2024】レアル・ソシエダ 2-0 東京ヴェルディ(5月29日/国立競技場)
国立競技場は「TAKE」のユニフォームで溢れていた。東京ヴェルディと対戦したレアル・ソシエダのジャパンツアーには、平日夜にもかかわらず40,150人の観客が入る。大人はもちろん子供の姿も目立ち、「タケー!」「久保!」などの声援が幾度となく飛ぶなど、改めて久保建英の人気を象徴してもいた。
右ウイングで先発した久保は、7分に芸術的なスルーパス、14分に華麗なフリックパス、18分に鋭いカットインドリブルなどを披露。さらに41分には相手の股を抜く見事なテクニックも見せ、観衆を沸かせた。
後半開始早々の48分にはベンチに下がったものの、理由は右太腿に多少の違和感を覚えたからで、試合後に「怪我をする前に代わったので大丈夫です」とコメントした。
そのメディア対応では、子供たちからの人気に関する質問が飛ぶ。久保は「子供からの人気が一番です」と語り、「子供は純粋なので、子供から人気ということはちゃんとサッカーを頑張っているということ。嬉しいです」と素直に喜んだ。
このヴェルディ戦でソシエダでの2023−2024シーズンは終了。久保は6月3日から日本代表に合流し、ワールドカップ予選(6日のミャンマー戦、11日のシリア戦)に臨む予定だ。
(ABEMA/REAL SOCIEDAD JAPAN TOUR 2024)