2024年7月から放送中のアニメ『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん(ロシデレ)』にて、本記事では制作会社として発表されているスタジオや、監督・キャラデザといった主要スタッフについて紹介していきます。
目次
- アニメ『ロシデレ』とは?
- アニメ『ロシデレ』の制作会社は?
- アニメ『ロシデレ』の監督は?
- キャラデザは誰?
- まとめ
アニメ『ロシデレ』とは?
やる気なく日々を過ごす主人公・久世政近(くぜ まさちか)は、クラスメイトで隣の席に座る才色兼備のアリサ・ミハイロヴナ・九条(くじょう)こと通称アーリャに罵倒されつつも、時折デレたひと言をロシア語で発されていた。アーリャは気づいていないものの、政近はロシア語の意味がわかることから悶々としてしまい……というあらすじの学園青春ラブコメです。
原作は角川スニーカー文庫から刊行されている同名ライトノベルとなり、2024年7月現在で9巻(うち番外編1巻)が刊行されています。原作第1巻が刊行された2021年には、KADOKAWAから発売されたライトノベルの中でもっとも売れた作品となるなど、大ヒットを記録したタイトルが満を持してTVアニメ化される運びとなりました。
アニメ『ロシデレ』の制作会社は?
アニメ『ロシデレ』の制作会社は、大ヒットアニメ『【推しの子】』を手がけた動画工房です。直近では、『夜のクラゲは泳げない』や『可愛いだけじゃない式守さん』『ちいかわ』などの作品の元請制作を担っています。
1973年に創設された動画工房は、『バビル二世』や『風の谷のナウシカ』など数多くのTVアニメや劇場アニメの制作協力を行なってきましたが、2005年に初の元請作品としてアニメ映画『嘉兵衛の海』を制作。TVアニメは2007年放送の『Myself;Yourself』をはじめ、『恋姫†無双』『ゆるゆり』『月刊少女 野崎くん』『干物妹!うまるちゃん』といった人気作品を数多く手がけています。
アニメ『ロシデレ』の監督は?
アニメ『ロシデレ』の監督を務めるのは、アニメーター・演出家の伊藤良太氏です。動画工房では『先輩がうざい後輩の話』と『可愛いだけじゃない式守さん』でも監督を担当しています。また、rato名義ではゲーム『ひぐらしのなく頃に祭』や『怪盗ルソー』のキャラクターデザインも務めていました。
アニメ『ロシデレ』公式サイト上では「おもわずニマニマしてしまうやり取りやシチュエーション。それぞれが距離を測りながらの関係性。そして頂点をめざすストーリー。青春ど真ん中のすばらしい作品だと思います。映像化するにはどうすればいいか考える日々です。ご期待ください」とコメントを発表しています。
キャラデザは誰?
アニメ『ロシデレ』のキャラクターデザインを担当するのは、室田雄平氏です。『ラブライブ!』および『ラブライブ!サンシャイン!!』のキャラクターデザインの仕事が広く知られています。伊藤良太監督作品では『先輩がうざい後輩の話』と『可愛いだけじゃない式守さん』で総作画監督を担当しており、アニメ『ロシデレ』でもキャラデザと総作画監督を兼任しています。
アニメ『ロシデレ』公式サイト上では「ロシデレのアニメ化にあたり、キャラクターデザインを務めさせていただきます、室田雄平と申します。燦々SUN先生、ももこ先生が作ってきた原作の魅力を上手く伝えられるよう頑張りますので、応援していただけると嬉しいです。хорошо!」とコメントを発表しています。хорошоはカナ表記をすると「ハラショー」で、素晴らしいといった意味のロシア語となります。
余談ですが、室田氏が過去に携わった『ラブライブ!』に登場する絢瀬絵里はロシア人のクォーターであり、作中でも時折「ハラショー」と言っていました。
まとめ
アニメ『ロシデレ』の制作会社は、『【推しの子】』や『夜のクラゲは泳げない』を手がけた動画工房が担当。監督とキャラデザも動画工房作品の『先輩がうざい後輩の話』や『可愛いだけじゃない式守さん』で活躍したスタッフが担当しています。これまでの動画工房作品をチェックすることで、よりアニメ『ロシデレ』を楽しめるのではないでしょうか。
(C)Sunsunsun,Momoco/KADOKAWA/Alya-san Partners