ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉が、少年の反応に思わず戸惑いを見せた。憧れの選手を聞かれた少年が無言で6秒間フリーズ。その後に「板倉選手!」と答えたことで板倉は苦笑いを浮かべ、スタジオ一同は笑いに包まれた。
6月2日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉の社会貢献プロジェクト『Ko creation project』を特集。石川県能登半島の復興支援イベント開催の話題が繰り広げられた。
サプライズゲストとして、アーセナルの日本代表MF冨安健洋とボルシアMGで同僚の福田師王も参加したこのイベントでは、集まった170名の小学生たちとミニゲームを実施。板倉も小学生相手に全力プレーで会場を沸かせた。
板倉選手に実際に会った感想を聞かれた少年たちは「背が大きくて上手だった」「強かったけど戦えて嬉しかった。かっこよかったです」「テレビで見るより迫力があった。周りの見方、パスの仕方が勉強になりました」とコメント。板倉にとっても嬉しい感想が数多く飛び出した。
午後の部では地元の輪島中学校vsチーム板倉の試合が行われると、板倉の見事なミドルシュートが炸裂し、会場が歓声に包まれた。
試合終了後、この日印象に残ったMVPの子供たちにサインボールなどをプレゼント。「憧れている選手はいますか?」との質問に少年はしばらく沈黙してしまうと、思わず板倉が少年の顔を覗き込む。その直後「板倉選手です!」と少し遅れて元気よく答え、笑顔と安堵の表情を浮かべた。
板倉は6月6日に行われるワールドカップアジア予選、アウェイのミャンマー戦に挑む日本代表メンバーに選出。ドイツで20試合3ゴールを記録した経験を活かし、日本代表のDFリーダーとしての活躍に期待がかかる。
(ABEMAスポーツタイム)