【WWE】SMACKDOWN（6月7日・日本時間8日／ルイビル）
最強女子タッグ王者への挑戦に名乗りを上げた、“武闘派”女子タッグと“神秘系”女子タッグが王者組を襲撃し大乱闘。試合直後にも関わらず、バリケードや鉄製ステップスへ激突させるなど大暴れ…。２チーム同時に王者へ挑戦する「トリプルスレットマッチ」が組まれる契機となった乱闘劇に場内は騒然となった。
問題のシーンは、女子タッグ王者ビアンカ・ベレア＆ジェイド・カーギル組とキャンディス・レラエ＆インディ・ハートウェル組が対戦したタッグマッチ直後に起きた。無敗街道を快走中のベレア＆カーギルが、キャンディス＆インディの”性悪タッグ”を一蹴した直後にライバル・チームたちが次々となだれ込み大乱闘に…。バリケード・クラッシュなど手段を選ばない実力行使を行い無法地帯と化した。
強フィジカル女子2人のパワーとスピードで次々と既存の女子タッグチームを粉砕してきたビアンカ＆ジェイドは、リング下で王者チームをつけ狙う“格闘系の武闘派”シェイナ・ベイズラー＆ゾーイ・スタークと、先日突然乱入し名乗りを上げた神秘系タッグ“アンホーリーユニオン”アルバ・ファイヤ＆アイラ・ドーンが見守るなか、見事なスープレックスの合体技で勝利し余裕の勝ち名乗り。
しかし、セカンドロープに上りファンへベルトを掲げてアピールするビアンカ＆ジェイド対し、乱入してきたライバルたちがリングに群がり、一斉に２人へ襲いかかる。まずビアンカに“アンホーリーユニオン”が容赦ないストンピングの嵐を見舞い、ジェイドに対してシェイナ＆ゾーイが猛烈な攻撃を仕掛け、2人がかりで場外のステップスへ叩きつける。これに呼応するようにアルバ＆アイラがビアンカをバリケードに叩きつけ頭から突っ込み背中を強打した。
目があったら乱闘状態の３チームに、ファンも「またきた…」「みんな来たか」「ごつい姉さんたちばっかりや」「こわい」や、スタイルは違えどチャンピオンチームを痛めつける目的では一致している挑戦者チームに「分担作戦か」といった声も上がるが、次期挑戦者を争う２チームの仲が良いはずはなく、ベルトを互いに１本ずつ奪い合い挑戦権を主張し殴り合いに発展。
さらには復活した王者チームも反撃、ジェイドがシェイナの顔面へ強烈な前蹴りを放ち排除すると、アイラ＆アルバへも猛烈な反撃を加えてKO。王者チームが乱闘を鎮圧するも、ここ数週間常にバチバチ状態だった女子タッグ戦線を受けて、6月15日に開催されるプレミアム・ライブ・イベント「クラッシュ・アット・ザ・キャッスル」で３チームによるトリプルスレットマッチ形式の王座戦が急遽決定した。
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（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
