【北中米ワールドカップ・アジア2次予選】日本代表 ５－０ シリア代表（６月11日／エディオンピースウイング広島）
日本の10番が節目の一戦で眩い輝きを放った。日本代表MFの堂安律がカットインで右サイドから中央に侵入すると、ワンステップで相手の逆をついてニアサイドに強烈なシュートを叩き込む。圧巻のゴールにファンも「ここでニア蹴るかい！」「堂安うますぎるw」と大興奮だ。
北中米ワールドカップ・アジア２次予選の最終戦でシリア代表をエディオンピースウイング広島に迎えた日本代表。ミャンマー戦から中４日で迎えた試合は、９人を入れ替えながらも前回と同様に３バックシステムで臨んだ。
２試合連続スタメン出場となった堂安は、これが代表通算50試合目。メモリアルな一戦では、フライブルクと同様に右のウイングバックで起用され、２シャドーの右に入る久保建英とのコンビネーションなどで何度もチャンスを作り出した。
すると、１点リードで迎えた19分に歓喜の瞬間が訪れる。自陣中央でボールを受けた久保が前を向いてドリブルを開始。相手陣内に入ったところで右サイドの堂安へと展開する。
すると堂安は、小刻みなステップで相手との間合いを詰める。ぐっと体勢を低くした次の瞬間にカットインして持ち替えると、小さく振った左足から強烈なシュートを繰り出す。ボールは敵DF２人の間を抜けてニアサイドに突き刺さると、エディオンピースウイング広島は大歓声に包まれた。
日本代表通算10ゴール目となった堂安に対して、SNS上のファンは「堂安うますぎるw」「ここでニア蹴るかい！」「わかってても止められない堂安フェイント！」「シュートが美しすぎて」「めっちゃ気持ち良いこれやばい！！！！！」「簡単に見えるけどウマすぎるだけなんよな」など歓喜している。
堂安の活躍もあり日本代表は５－０でシリア代表を一蹴。アジア２次予選は全勝・無失点でフィニッシュし、９月からスタートする最終予選に向けて弾みをつけた。
