【北中米ワールドカップ・アジア2次予選】日本代表 5-0 シリア代表(6月11日/エディオンピースウイング広島)
日本代表のエースストライカーが、衝撃の対空時間から豪快なヘディングシュートを突き刺した。MF中村敬斗のピンポイントクロスに反応したのはFW上田綺世。相手の背後にいながらも頭でねじ込んだゴールに、「あれ決めれるんか」「さすが綺世」とファンも大興奮していた。
北中米ワールドカップ・アジア2次予選の最終戦でシリア代表をエディオンピースウイング広島に迎えた日本。ミャンマー戦から中4日で迎えた試合は、スタメン9人を入れ替えながらも前回と同様に3-4-2-1で臨んだ。
6月シリーズ初出場となった上田は、CFとしてスタメン起用。すると、ゴールレスで迎えた13分に早速結果を残した。相手陣内の中央でボールを持ったMF南野拓実がドリブルでボールを運んで左サイドへと展開する。ウイングバックの中村がボールを受けると、ボックス横まで運んでから左足でピンポイントクロスを入れた。
これに反応したのが上田。ボールの落下地点に向かっていち早くポジションを取る。ヘディングでクリアしようとした相手DFが目測を誤って空振りするなか、上田は大ジャンプしてドンピシャのヘディングで合わせると、シュートはクロスバーに直撃しながらゴールネットを揺らした。
脅威の身体能力でゴールをこじ開けた上田についてファンは大興奮。SNSは「やはり神か」「タイミングとるの上手いなぁ」「今日も上田綺世選手がかっこよすぎる」「すごいヘッド」「あれ決めれるんか」「たっっっか」「打点たっかw」と盛り上がりした。
上田の代表通算12ゴール目となる先制点で勢いづいた日本は、5-0のスコアでシリア代表に圧勝。2次予選を全勝かつ無失点で戦い終え、9月から始まる最終予選に向けて勢いをつけた。