【北中米ワールドカップ・アジア2次予選】日本代表 5-0 シリア代表(6月11日/エディオンピースウイング広島)
圧巻のキックにスタジアムがどよめいた。サンフレッチェ広島に所属する日本代表GKの大迫敬介が、バックパスを受けるとダイレクトで低弾道フィードを披露。このプレーにファンは「素晴らしい」「ナイスフィード」「ワンタッチフィードえぐ」と賛辞を送っている。
注目のプレーは日本代表が3-0でリードして迎えた44分だった。自陣でボールを拾ったMF田中碧がボックス手前からバックパス。これを受けたGK大迫は、相手のプレスも受ける中で、左サイドのMF中村敬斗へとダイレクトパスを送る。キックの瞬間に「バシュッ」と音が聞こえた低弾道の速いボールが、ドンピシャで中村の足元へ入ると、スタジアムからはどよめきが起こった。
敵陣まで攻め込む起点になった超絶フィードにファンも大盛り上がり。SNSには「今の大迫のフィード素晴らしい」「大迫のフィードえんぐい」「ナイスフィード」「前半最後の大迫から中村へのフィードから始まった攻撃綺麗すぎだろ」「キックやば!!!レーザービーム」「エデルソンやん」「大迫の低い弾道のキック、流れが切れなくて良いな」など称賛の声が相次いだ。
大迫はユース時代からサンフレッチェ広島一筋でプレーしており、この試合が行われたエディオンピースウイング広島はホームスタジアム。慣れ親しんだ本拠地で、日の丸を背負い、攻撃に繋がる見事なキックで大観衆を沸かせた。
試合は日本代表が5-0でシリア代表を一蹴し、ワールドカップ2次予選を無失点の6戦全勝で終えた。代表7キャップ目になった大迫は、76分までプレーしている。