富士山が隠れる…東京・国立市のマンションが異例の解体へ 元市議「背景も含めて考えなければいけない問題」 開発と景観の折り合いは ABEMA Prime佐々木俊尚,大空幸星 2024/06/17 18:25 拡大する 反対していた住民も「こういうかたちになってびっくり」と話したのは、東京・国立市にある分譲マンションの解体。完成間近、購入者への引き渡し直前での決定だった。【映像】富士山が隠れ…マンション完成前後の実際の風景 解体が決まったマンションは「富士見通り」と言われる、関東・富士見百景にも選ばれた通りに建設された。しかし、周辺の住民から「富士山が見えなくなる」「日当たりが悪くなる」などと反対運動が起き、実際に完成が近づくと富士山が半分近く隠れてしまうことに。とはいえ、建物の構造に問題はなく、条例や法令の違反もなかった。事業者の積水ハウスは「現況は景観に著しい影響があると言わざるを得ず、富士見通りからの眺望を優先するという判断に至り、本事業の中止を自主的に決定した」と発表している。 続きを読む