人間の出生を否定する“反出生主義”とは 「幸せがあっても崩れる。なら最初から存在しないほうがいい」 哲学者に聞くその思想、“誕生肯定”の提唱も ABEMA Prime大空幸星 2024/06/17 19:50 拡大する 出生率が過去最低の1.20を記録するなど、少子化が深刻化する中、注目を集めているのが「反出生主義」。つらいことや苦しいことが多いこの世の中に、新しい命を産み落とすべきではない――つまり「全ての人間は、子どもを産むべきではない」という思想だ。ただ、あくまで「人間が生まれること」への問題視であり、今を生きる人々に自死を促すものではない。【映像】「人類は絶滅していくべき」“反出生主義”の女性に聞く ネット上では、「“子どもを不幸にしたくないから生みたくない”はめちゃくちゃ共感できる」「人生には嬉しいことよりも圧倒的に辛いことが多すぎる」などの声があがる。なぜ反出生主義に共感するのか。生まれることが不幸ならば、生きる意味とは何なのか。『ABEMA Prime』で当事者とともに考えた。 続きを読む 関連記事