TVアニメ『【推しの子】(おしのこ)』は、応援していたアイドルの子供に生まれ変わった主人公のアクアが、芸能界にいるであろう父親を探すストーリー。原作は同名のマンガで、「週刊ヤングジャンプ」で連載中です。
▶舞台を見たアビ子「原作再現スゴっ!」 17話
▶師匠・頼子と締め切り直前の修羅場 14話
▶原作者アビ子、脚本家にバチギレ 13話
2024年7月3日からはアニメ2期(Season2)が放送され、漫画作品の舞台化がテーマの「2.5次元舞台編」が描かれます。
この記事では「2.5次元舞台編」から登場する漫画家・鮫島アビ子(さめじま アビこ)にスポットを当て、アビ子のプロフィールや声優を務めている佐倉綾音(さくら あやね)さんの情報をまとめました。
目次
- アニメ『【推しの子】』のあらすじを紹介
- アニメ『【推しの子】』鮫島アビ子のプロフィール!年齢は?
- 鮫島アビ子の声優・佐倉綾音さんとは?
- 実写版『【推しの子】』鮫島アビ子のキャストは?
- アニメ『【推しの子】』鮫島アビ子はかわいい?
- アニメ『【推しの子】』鮫島アビ子と吉祥寺頼子の関係は?
- 鮫島アビ子とGOAの関係は?
- まとめ
アニメ『【推しの子】』のあらすじを紹介
ゴローはアイドルグループ「B小町」の不動のセンター・アイを応援している産婦人科医です。ある日、診察に来た妊婦がアイだと判明して、推しのアイドルが妊娠していることを知ったゴローはショックを受けますが、世間に公表せずに子供を産むと決めたアイに協力することにします。
しかし、ゴローはアイの出産予定日に謎の男に殺されてしまい、気がつくとアイの子供のアクアとして生まれ変わっていました。アイの子供に転生して数年が経った時、前世の自分を殺した男によってアイが殺されます。自分の父親が犯人の共犯者だと考えたアクアは、芸能活動をしながら芸能界にいるであろう父親を探して復讐することを誓います。
アニメ2期では、劇中内の漫画「東京ブレイド」の舞台化をテーマにした「2.5次元舞台編」が描かれます。アクアをはじめ、有馬かな(ありま かな)や黒川あかね(くろかわ あかね)、そして棒読み演技で酷評された鳴嶋メルト(なるしま めると)が舞台にキャスティングされて、舞台の難しさや役者達の努力と苦悩が描かれます。
アニメ『【推しの子】』鮫島アビ子のプロフィール!年齢は?
鮫島アビ子は、劇中の漫画「東京ブレイド」を連載している漫画家です。アニメ2期から登場するキャラクターですが、1期第11話の終盤ではアビ子らしき人物の後ろ姿がアニオリで描かれています。
アビ子が描いている「東京ブレイド」は週刊連載で12巻以上刊行されており、累計5000万部を突破、アニメ映画も大ヒットしています。なお言及はされていませんが、漫画家のため「鮫島アビ子」という名前は本名ではなくペンネームの可能性があります。
漫画家のもとでアシスタントをしていた経験もあるアビ子。年齢は22歳で、MEMちょ(めむちょ)よりも若いです。
時間短縮のために歯ブラシを2本同時に使って歯を磨くなど変わった一面があります。「今日は甘口で(今日あま)」の作者・吉祥寺頼子(きちじょうじ よりこ)曰く、「変人揃いの漫画業界の中でも……アビ子先生は中々癖が強い方」とのことです。
性格は?
舞台「東京ブレイド」の稽古の見学に行った際、舞台の脚本家のGOA(ゴア)が書いた脚本を批判し、自分が脚本を書き直すと言い出すなど、アビ子は自分の作品に対するこだわりとプライドが高いです。
アビ子がGOAを非難する一連の流れを見たアクアは「子供みたいな人だな」との感想を抱きました。アビ子はこの世の創作物の9割は駄作、この世のクリエイターの9割は三流という考えを持っていて、信じられるのは自分の才覚だけだと伝えています。
他者とコミュニケーションを取ることが苦手な性格で、アビ子本人も自分は漫画がなければ社会不適合なただの引きこもりだと言っています。アビ子がアシスタントをしていた時も、他のアシスタントとの関係が上手く築けずに、会話も出来なかったとのこと。また、イケメンと美少女を前にすると目を合わせるだけでもテンパるとのことです。
▶イケメンと美女に動揺するアビ子 12話
▶脚本に100%ダメ出しするアビ子 13話
鮫島アビ子の声優・佐倉綾音さんとは?
アニメ『【推しの子】』で鮫島アビ子の声を演じるのは、佐倉綾音(さくら あやね)さん。佐倉さんは「あやねる」のニックネームで親しまれている声優で、代表作には『ご注文はうさぎですか?』のココア役、『五等分の花嫁』の中野四葉役などがあります。
佐倉さんは、中学生の時に所属していた劇団のボイストレーニングの先生に「声の仕事をしたほうがいい」と言われたことがきっかけで声優を目指すようになり、16歳で声優デビューを果たしました。「声優アワード」の第12回(2017年度)では、助演女優賞とパーソナリティ賞をW受賞しています。
アニメの声優以外にもバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』への出演や、特撮ドラマ『王様戦隊キングオージャー』に役者として出演するなど、マルチに活動しています。
『【推しの子】』でアビ子を演じることについて佐倉さんは、「愛おしくて苦しい【推しの子】の世界に入れる日が来るなんて夢にも思っていませんでした。魂を削って作品を生み出す漫画家さんへのリスペクトを込め、魂を削って演じさせて頂きました」と綴っています。
その他に佐倉さんが演じてきたアニメキャラとしては、『PSYCHO-PASS サイコパス』霜月美佳役、『僕のヒーローアカデミア』麗日お茶子役、『進撃の巨人』ガビ・ブラウン役、『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』フィオナ(夜帷)役などがあります。
実写版『【推しの子】』鮫島アビ子のキャストは?
ドラマシリーズが2024年11月28日(木)より配信、その続きとなる映画が2024年12月20日(金)より全国公開される実写版『【推しの子】』。実写版でアビ子役を担当するのは志田未来(しだ みらい)さんです。
志田さんは1999年に子役として芸能活動をスタート。2000年に『永遠の1/2』でドラマ初出演、2002年に映画『借王ファイナル』で映画初出演を果たしています。また2010年には映画『借りぐらしのアリエッティ』で声優に初挑戦しました。
アニメ『【推しの子】』鮫島アビ子はかわいい?
作中のキャラ達がアビ子の容姿について言及するシーンはなく、『【推しの子】』の世界の中で容姿がいいのかどうかは判明していません。
SNSでは『【推しの子】』ファン達がアビ子について言及していて、「アビ子先生まじで可愛い最推し」「推しの子読み返したけどやっぱりアビ子先生が1番可愛いよね 歯磨きのところとか最高」など、アビ子がかわいいという投稿が多く見られました。
また、「最初から嫌いになれないなと思ってたけどやっぱ良いよな… 目がキラキラしててかわよ…」「アビ子先生の目キッラキラするのめちゃくちゃ好きなんよ…wwかわいい」といった、アビ子のキラキラした目がかわいいという投稿もありました。
アニメ『【推しの子】』鮫島アビ子と吉祥寺頼子の関係は?
アビ子は、過去に「今日あま」作者の吉祥寺頼子のアシスタントをしていました。アシスタントの年数は不明ですが、「今日あま」の連載中にアシスタントとして働いていたことが明かされています。
アビ子は人と馴染むのが不得意なため、アシスタント時代は他のアシスタントとはあまり会話もできませんでしたが、頼子が絡むようになると頼子に懐くようになりました。
頼子の下でアシスタント経験があるためか、アビ子は「先生は私の師匠……ってずっと思ってます」と伝えています。アシスタントを卒業して週刊連載が決まったアビ子は、トントン拍子で売れっ子作家になりました。
アシスタントを卒業してからも、アビ子は頼子を飲みに誘ったり、舞台「東京ブレイド」の稽古の見学についてきて欲しいとお願いするなど、2人の付き合いは続いています。
頼子がアビ子の家を訪れると、アビ子はアシスタントをクビにしていて、1人で漫画を描いていました。頼子が漫画の背景を描くなど手伝うことになりましたが、漫画を描きながら2人は言い合いになりお互いの気持ちをぶつけ合います。漫画を完成させて和解すると、アビ子は頼子に人と上手に接する方法を聞き、そのアドバイスをきっかけにアビ子は舞台のスタッフ達にも歩み寄る姿勢を見せました。
鮫島アビ子とGOAの関係は?
アビ子は元々舞台「東京ブレイド」の脚本に不満があり脚本の修正を依頼していましたが、アビ子と舞台脚本家のGOAの間には多くの人が仲介して修正箇所を伝えているため、修正した脚本もアビ子が納得する内容からはかけ離れていました。
アビ子が稽古場を見学しに行った際に、「東京ブレイド」のキャラを変えて脚本を書いたGOAを非難して、自分が脚本を書いたものでなければ劇の許諾を取り下げると伝えます。
その後、師匠の頼子からのアドバイスもあり、アビ子は舞台のスタッフ達と歩み寄ることにします。GOAとオンラインで会話をしながら脚本を作ることになり、舞台脚本の経験が豊富なGOAの提案も受け入れながら脚本を完成させました。GOAと共同制作した結果「GOAさんのお陰でかなり良い脚本になりました!!」と感謝を述べています。
オンライン上ではGOAと会話ができていたアビ子でしたが、舞台の公演初日、GOAと対面すると恥ずかしがって頼子の後ろに隠れてしまいます。頼子は「この子、青春全部漫画に費やして男子の免疫ないだけなんで」と、アビ子が恥ずかしがっている理由をGOAに説明しました。
▶原作者アビ子、脚本家にバチギレ 13話
▶原作者と脚本家、共同作業で“キラーパス脚本”完成 15話
▶舞台を見たアビ子「原作再現スゴっ!」 17話
まとめ
鮫島アビ子は、『【推しの子】』内に登場する漫画「東京ブレイド」を連載している漫画家です。アニメ『【推しの子】』の2期では「東京ブレイド」が舞台化することになり、アビ子は原作者としてストーリーに関わってきます。
アビ子の声優は佐倉綾音さん。佐倉さんがこれまでに演じてきたキャラクターとしては『のんのんびより』越谷夏海役、『ご注文はうさぎですか?』ココア役、『四月は君の嘘』澤部椿役、『五等分の花嫁』中野四葉役などがあります。
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会
アニメ『【推しの子】』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイ(タップで動画へ) | 見どころ |
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1 | Mother and Children | アイの愛、圧巻の作画 |
2 | 三つ目の選択肢 | 見事な重曹の舐めっぷり |
3 | 漫画原作ドラマ | ワルカッコいいアクア |
4 | 役者 | 『今日あま』作者の涙… |
5 | 恋愛リアリティーショー | 色々とガチなぴえヨンダンス |
6 | エゴサーチ | 眼前で検索ワード読上げの暴挙 |
7 | バズ | あかねの壮絶な演技力… |
8 | 初めて | アクア、1話で3人オトす |
9 | B小町 | 本気が過ぎるかなPV |
10 | プレッシャー | ぴえヨンの地声、ガチイケボ |
11 | アイドル | 赤子の頃と変わらぬオタ芸 |
12 | 東京ブレイド | 姫川とかな、迫真の掛け合い |
13 | 伝言ゲーム | 原作者、脚本家にバチギレ |
14 | リライティング | 師匠と弟子の修羅場 |
15 | 感情演技 | ホラーすぎるゴローの影 |
16 | 開幕 | 迫真の「一緒に殺してあげる」 |
17 | 成長 | メルト覚醒! |
18 | 太陽 | ホラーみ溢れるあかね |
19 | トリガー | かな覚醒の瞬間 |
20 | 夢 | アイが死ななかった世界 |
21 | カイホウ | アクアの目から星が消える |
22 | 自由 | アイの墓に現れたカミキ |
23 | 再会 | ルビー、故郷で絶望の対面 |
24 | 願い | ルビーが見せた漆黒の意志 |