6月15日午後9時半ごろ、神奈川崎市宮前区の市道でバイクに乗用車が追突する事故が発生した。追突したと思われる現場にはブルーシートがかけられている。
これは、事故発生直後の様子だ。暴走したとみられる車のフロントは大破し、大きく傾いたブロック塀の前には追突されたバイクが停められていた。
「雷が落ちたような音がしたので、事故かと。警察官が無線で(被害者の)意識レベルなどを話していて、1分、2分で意識がなくなり心臓マッサージをされていた」
この事故で、バイクを運転していた51歳の男性が全身を強く打ち死亡。警察は、乗用車を運転していた自称、東京・大田区の無職・印牧努容疑者(61)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕した。
印牧容疑者は逮捕後、「自分のやったことについては、よく覚えていません」と話しており、呼気からは基準値の4倍となる0.6ミリグラムのアルコールが検出された。
実は、この事故の10分ほど前に110番通報があった。
「路上に止まっている車の運転手に声をかけたが反応がない」
道路の真ん中で居眠りしていたのだろうか。駆け付けた警察が車に乗っていた印牧容疑者に声をかけたところ、突如車が発進。およそ700メートル先のバイクに追突したという。
さらに、容疑者は車を降りて逃走を図ったが、50メートルほど先で確保された。
逃げた理由については、「事故を起こしてしまい怖くなった。酒を飲んでいることもあり警察に捕まると思った」と説明している。
逮捕の際、運転免許を持っていなかったという印牧容疑者の自宅住所周辺を取材したが…「見かけたことは全くない」との声が。
警察は無免許運転かどうかなどを含め、事故について詳しく調べている。
※これはテレビ朝日「グッド!モーニング」で放送した内容をABEMA TIMES編集部で記事化したものです。
本記事は自動文字起こしツールや生成AIを利用していますが、編集部の確認を経て公開しています。