【WWE】RAW（6月24日・日本時間25日／インディアナポリス）
魅力的なコスチュームでファンを楽しませる日本人女子レスラーが登場コスチュームをさらにアップデート。新たなコンセプト「海賊王女と”鬼滅風”和テイストのハイブリッド」でファンを大いに盛り上げた。
7月のビッグイベント「マネー・イン・ザ・バンク」への出場権をかけた試合が次々と開催され、女子部門でカイリ・セインがライラ・ヴァルキリア、シェイナ・ベイズラーとの三つ巴戦に挑んだ。
下部団体からドラフトで昇格して以来、飛ぶ鳥を落とす勢いのライラが黒鳥をイメージした優雅な登場シーンで会場を沸かせた直後、これに負けじとカイリも新入場テーマ「Voyager」とともに”着物+鬼滅風”を想起させるコスチュームで入場。そのド派手な姿で観客を沸かせた。
従来のトレードマークだった海賊テイストを復活させつつ和を織り交ぜた優雅なコスチュームにファンから「大盤振る舞いだ」「あら可愛い」「遊女風」や「宇髄さんだろ」など、”鬼滅の刃”の音柱・宇髄天元を連想させる声も上がった。
実況の清野茂樹アナウンサーは入場時のコール「インディアナポリスで”ヤマグチ・ジャパン”とコールされるのは感慨深いですね」とコメント。それぞれの出身地をコールするWWEの”大相撲スタイル”ともいえる独特の選手紹介の文化にもファンが反応した。
試合でカイリは、ライラ＆シェイナを2人まとめてヘッドシザースで場外に飛ばし、2人に追撃のクロスボディを放つなど、2対1で優位に試合をリードしたが、ライラのフィニッシャー「ライトウィング」を被弾し敗戦。同じユニットのイヨ・スカイがひと足早く出場を決めた「マネー・イン・ザ・バンク」への進出を惜しくも逃した。
最近負けが込んでいるカイリだが、このニュー・コスチュームや新テーマ曲は、カイリの公式SNSでも海外ファンの間でも好評で「内なる海賊王女を取り戻せ ！」「彼女がクイーンだ」「新入場曲も最高」とのコメントや「もっと会社はカイリをプッシュしてくれ」などのポジティブ声援が相次いだ。（ABEMA／WWE『RAW』）
