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【映像】もしバイデン氏がフリーズしたら共和党は「フリーズを揶揄するCM」を作る?

 27日(日本時間28日)、大統領選候補者の初のテレビ討論会にて、バイデン大統領とトランプ前大統領が直接対決する。

【映像】もしバイデン氏がフリーズしたら共和党は「フリーズを揶揄するCM」を作る?

 このテレビ討論会はCNN主催で、時間は90分間、観客は入れず、事前に書いたメモは持ち込み禁止、相手候補の発言中はマイクオフ、休憩時間における営関係者との接触不可となっている。

 全米におけるテレビ討論会の注目度についてアメリカ現代政治外交が専門の前嶋和弘教授は「大統領選挙中の最大のイベントの1つであり、アメフトのスーパーボールのようなもの。まさしくこの2024年の大統領選挙の大きな1シーンであり、言い淀んだり、止まってしまったり、あるいは逆に強く言いすぎてもそれが全て残ってしまう。国民から一挙手一投足を見られる」と説明。

 討論会のポイントについては「ポイントは3つある。1点目は『バイデン氏が高齢批判をはじき返すことができるか』。これはバイデン氏が“フリーズ”しないのかと言い換えられる。もし返答できずに長時間固まるようなら共和党側はフリーズを揶揄するCMを作ったり、『こんな高齢者で大丈夫か?』と揺さぶりをかけるだろう。とはいえ、バイデン氏がフリーズしない可能性も大きく、逆に78歳となったトランプ氏がフリーズしてしまうかもしれない。2点目は『トランプ氏が政策論をしっかり話すことができるのか』。3点目は『一方が話している時に音声を消すという新しいフォーマットが機能するのか』。トランプ氏はかつて、相手候補の話の間に、中傷するような言葉をかぶせたりしていた。うまくいくかどうか、司会者の力量も試されるだろう」と指摘した。

 さらに前嶋教授はアメリカ大統領の資質として「パフォーマンスも含め『いかに伝えるのか』も重要だ。国民に伝え、世論を動かし、議会を動かす。堂々としていて、自分の言いたいことをしっかり言う。相手に負けないことが求められる」と説明した。

(『ABEMAヒルズ』より)

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