7月26日に開幕するパリオリンピック。続々と日本代表が決定している。
注目は女子ゴルフ。代表は6月24日時点の世界ランキング上位2人と狭き門であり、世界ランキング6位の笹生優花は“固い”状況の中、6月19日時点において、20位の古江彩佳、21位の畑岡奈紗、22位の山下美夢有のデッドヒートが繰り広げられており、最終コーナーを抜けた先には「KPMG全米女子ゴルフ選手権」（6月20〜23日開催）が待ち受けていた。
結果、パリへの切符を手にしたのは笹生優花と山下美夢有であった。山下は「KPMG全米女子ゴルフ選手権」において日本勢最高の2位になったことで、4番手からの逆転となったのだ。
続いてスケートボード男子。ストリートは最大3枠であったが、19日地点では小野寺吟雲（世界ランキング1位）、根附海龍（5位）、白井空良（6位）、佐々木音憧（7位）、であり、東京五輪金メダリストの堀米雄斗（11位）は厳しいポジションにいたのだ。
しかし、20〜23日に行われたオリンピック予選シリーズ第2戦で堀米は優勝。代表争い5番手から大逆転で五輪切符を獲得し、小野寺、白井と共にパリに向かう。
最後にスケートボード女子のストリートとパーク（共に最大3枠）を見てみよう。なんと言っても注目は東京五輪で優勝したストリートの西矢椛。19日地点では3枠目を掴みかけていたが、20〜23日に行われたオリンピック予選シリーズ第2戦の結果、ストリートの枠は吉沢恋（世界ランキング1位）、赤間凛音（2位）、中山楓奈（4位）が内定し、西矢は落選してしまったのだ。
世界ランキングの高さからも日本代表になる難しさを痛感すると同時に、パリでの活躍に期待が高まる。
（『ABEMAヒルズ』より）
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