東出昌大とひろゆきが、ペルーとボリビアにまたがるチチカカ湖の島宿に宿泊。湖の上で絶景を眺めながら朝食をとり、非日常を満喫した。
6月30日、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』がABEMAにて放送された。言論界で大暴れする日本一ロジカルな男・ひろゆき(西村博之)を、論理の通じない過酷な世界に、10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか?そんなテーマのもと、アフリカ・ナミビアの砂漠に置き去りにされたひろゆきが、アフリカ大陸を横断する旅に密着した『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』。その第2弾となる本作では、前回ひろゆきの旅のパートナーを務めた東出昌大が、エクアドル・プラタ島に置き去りにされ、南米を横断する旅に出発。ひろゆきは2日目から合流した。なお、使って良い移動手段はローカル路線バス、ヒッチハイクなど基本的に陸路のみとなっている。
ペルーで迎えた南米旅13日目。この日、一行はチチカカ湖・プーノ沖合に浮かぶ“草の島”ウロス島に宿泊した。トトラ草でつくられた島々に、約3000人が暮らすウロス集落。湖に浮かぶ島々は、かつて先住民がスペインの侵略から逃れ、生き延びるためにつくったのが始まりだという。宿のオーナーから島誕生の歴史を聞き、迎えた翌朝。東出とひろゆきは、ロッジのテラスに出て朝食をとった。周囲に広がるのは、広大な湖と素朴な家々が立ち並ぶ、癒しの絶景。ティーパックが入ったカップにお湯を注ぎながら、東出は「旅番組っぽいですね」と微笑んだ。しかし、その言葉を聞いた豊川ディレクターは「しょうもない女優さんがこんなところで朝食を…」と失礼な発言をし、東出から「言い方!」とたしなめられていた。
湖の上でいただく朝食メニューは、シンプルなサンドイッチ。パンのほかに、チーズ、スクランブルエッグ、アボカド、トマト、キュウリといった具材が用意され、これらを自分で挟んで食べるスタイルだ。東出はひと口食べると「うまい!」と絶賛。ひろゆきも「パンがフォカッチャみたい」「シンプルでいい」などと感想を語り、気に入った様子だった。
朝食後、東出はトトラ草の上に寝転び「気持ちいい〜」とリラックス。しかしその直後には「爪切り借りたいんですけど」と言って立ち上がり、画面下には「どんな時でも爪を手入れ」と書かれたテロップが。一方、ひろゆきは近くの階段に腰掛け、「久しぶりにのどかな時間過ごした気がしますね」と話していた。
その後、2人はデッキチェアに腰掛け、湖を眺めながらのんびりトーク。「東出さんって、メジャーな音楽あんまり聴かないですよね」と話を振ったひろゆきに、東出が「若い時はスピッツとかミスチルとか聴いていたんですけど、最近のは…。RADWIMPSとかAdoとかはわからないですね」と返すなど、他愛のない会話を交わした。なお、今回の宿泊料金は、3人で1泊24ドル、日本円で約3500円。宿代とそこで得られる価値は、必ずしも比例するとは限らない。穏やかな空気が流れる、この地ならではの豊かな時間を過ごし、一行はウロス島を後にしたのだった。
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