【明治安田J1リーグ】ガンバ大阪 1-3 FC町田ゼルビア(6月30日/パナソニック スタジアム吹田)
開幕戦で退場した悔しさを払拭する一撃となった。FC町田ゼルビアMF仙頭啓矢の狙い澄ましたカットインショットに「仙頭ゴラッソおおおおおお!!!!!」「開幕戦退場のリベンジ弾…!!」とファンも沸いた。
首位を走る町田は、勝ち点2ポイント差で3位につけるガンバ大阪と敵地で首位攻防戦を迎えた。開始9分の失点で追いかける展開となるも、相手に退場者が出たこともあり前半アディショナルタイムにミッチェル・デューク、61分に藤尾翔太がネットを揺らして逆転した。
迎えた69分、勝敗を決する3点目が生まれる。ボックス内に抜け出した桑山侃士のシュートはGK一森純のセーブに阻まれる。しかし、下田北斗がこぼれ球を回収して、ボックス左の仙頭に繋いだ。仙頭は2タッチしてカットインしてボックスの中央へと移動し、右足を一閃。これがゴールの右上段を捉えた。
今シーズンから町田に加入した仙頭にとっては嬉しい初ゴール。さらには、開幕戦の同一カードで退場していたこともあってか、喜び爆発の一撃となった。
解説を務めた原一樹氏は「(ファーストタッチで)打ち切らずに相手を交わすことで、コースがしっかりと見えていました。技術の高いシュートですね」と解説。またファンは「仙頭初ゴールきたよ」「仙頭ゴラッソおおおおおお!!!!!」「スーパー仙頭」「開幕戦退場のリベンジ弾…!!」「最高の初ゴールだな!」と仙頭のゴールに大いに沸いた。
仙頭のゴールで3点目を挙げた町田はそのまま逃げ切りに成功。G大阪との首位攻防戦を制して、首位をキープ。さらに2位の鹿島アントラーズが敗れたことで、5ポイント差に引き離している。
(ABEMA/明治安田J1リーグ)