【映像】最強のマラソン県 1位鳥取、2位沖縄…以降のランキングは?
遺伝子研究の現状について、株式会社ジーンクエスト 取締役ファウンダーの高橋祥子氏は「遺伝子研究は病気に関するものがほとんどだったが、研究コストが下がったことで『遺伝子×様々な領域』の研究が進み、スポーツに関しても『筋肉を作る遺伝子とその適性』など多くの研究がなされている」と説明した。
現在でも例えば、ジーンクエスト遺伝子検査(解析)キットでは、体格・発育に関する遺伝子検査(解析)ができ、「速筋線維が多い短距離選手タイプ」「遅筋線維が多い長距離タイプ」など適性がわかるほか、骨折のしやすさ、筋肉の柔軟性などもわかるという。
一方で高橋氏によると、野球のような様々な能力が複合的に絡んでいる競技は難しく、遺伝子を調べても「あなたはピッチャー向き」「あなたはキャッチャーに適性がある」などと判断するのは困難とのことだ。
今後は「どの程度タンパク質を摂取すべきか」など、個人に合わせた解析でアスリートを支えることも期待されているという。
また、ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスのゲノムデータから算出した「マラソンランナー向きの遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」も発表されている。
ランキングにおいて1位は鳥取県、2位は沖縄県、3位は富山県となっている。
とはいえ、あくまで県におけるランキングであり、最終的には個人によるという。
最後に高橋氏は「私は基本的に運動全般苦手なので、子どものうちに(適性を)知れたらよかった」と述べた。
(『ABEMAヒルズ』より)
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