【写真・画像】残り14秒… やられた! バスケ日本代表・渡邉雄太が選ぶ、自身のNBAベストプレー「勝敗に直結する時間帯で僕に託してくれた」 1枚目
【映像】渡邉雄太、自身のNBAベストプレー

バスケ日本代表・渡邉雄太29歳。NBAの平均在籍年数はおよそ4年半と言われるなか6年間戦い続け、レギュラーシーズン通算得点854点を獲得した渡邉が自身のベストプレーを選んだ。

【映像】渡邉雄太、自身のNBAベストプレー

それはブルックリン・ネッツ在籍時のトロント・ラプターズ戦でのプレー。渡邉は「1つ1つのプレーが勝敗に直結する時間帯で(ボールを)僕に託してくれた。で、あのシュートを決めきれた」と振り返った。

1点差で負けている中、渡邉は残り14秒で逆転の3ポイントシュートを決めた。このとき渡邉にパスを出したのはNBAやオリンピックで優勝経験もあるカイリー・アービングだ。

渡邉は「実際はあの場面、カイリーもレイアップに絶対いけました。それでもコーナーで僕が空いたのを見つけてパスをしてくれたところが本当にうれしかった」と、カイリーに感謝した。

さらに試合会場は前のシーズンまで所属していたラプターズの本拠地だった。「アウェイだったので、盛り上がるというよりは逆に『やられた』って感じの声が心地よかったのは覚えていますね。(僕を)リスペクトしてくれているからこそのあの反応だと思います」とコメントした渡邉。スター選手や現地のファンにいかに認められていたかを象徴するようなシーンだった。

無名の日本人から6年間で多くのファンの心をつかんだ渡邉は「いま6年を振り返ったときに、本当にあっという間だったという感じがしています」「6年間やれるとは正直自分自身思っていなかったですし。よく6年間やり切ったと自分を褒めたい」と語った。

(『バスケ☆FIVE 日本バスケ応援宣言』より)

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