【国際強化試合】男子日本代表88－80男子韓国代表（日本時間7月7日／有明アリーナ）
大人気バスケットボール漫画『スラムダンク』の桜木花道を彷彿させる赤髪の大男が、豪快なワンハンドダンクを叩き込んだ。この日は出場がなかった渡邊雄太もベンチで大興奮するショットに、アリーナも熱狂する一幕があった。
注目のシーンは第1クォーター終盤の残り50秒だった。テーブス海がドリブルでボールを運ぶと、この動きに合わせて川真田紘也はスクリーンアウトを仕掛けようと相手選手の背後へ。しかし次の瞬間、ゴール下に方向転換すると、絶妙なタイミングでテーブス海からバウンドパスが入った。
川真田はディフェンスの間を割ってペイントエリアに侵入し、最後はワンハンドで豪快にダンクシュートを叩きつける。するとベンチのチームメイトたちは総立ちで歓喜。怪我の影響で出場がなかった渡邊雄太も川真田を称え、アリーナも大歓声が沸き起こった。
川真田といえば、ポジションはセンターながらも赤い髪やプレースタイルからリアル・桜木花道として話題に。さらに明るいキャラクラーも人気で、渡邊と同様にベンチから試合を見届けた八村塁にちょっかいをかけるシーンが見られるなどチームのムードメーカーだ。
そんな川真田は、この試合で7得点1リバウンド。約7分間の少ないプレータイムの中で、パリ五輪のメンバー入りに向けてアピールをした。
（ABEMA／バスケットボール男子日本代表）
