7月3日、20年ぶりに新紙幣が発行された。1万円札に採用された渋沢栄一は近代日本経済の父と言われる人物だが、その偉大な功績の一方で「妻と浮気相手を同居させた」というエピソードの持ち主でもあり、物議を醸している。
【映像】新紙幣発行も…“消えた2000円札”の謎(解説あり)
昨今のコンプライアンス至上主義の世の中で、ネットでは「女性の人権、権利の向上が叫ばれている時代に『女たらしの渋沢栄一』凄い国だ」「新札の渋沢栄一は不貞を連想させるため、結婚式のご祝儀には福沢諭吉の旧札を使うのがマナー」という声も上がっている。
今回発行された新紙幣。1万円札は渋沢栄一、5000円札は日本初の女子留学生で津田塾大学の創始者、津田梅子、1000円札は破傷風の治療法を開発した細菌学者の北里柴三郎がデザインされている。
このニュースに注目した千原ジュニアは「時代が時代やから、そんなこと言ったら全員(そうした指摘を受ける可能性がある)」と、昔と現在では価値観が異なるため、歴史の偉人の誰を採用してもコンプライアンスに抵触する可能性があるのではないかと指摘。
「福沢諭吉さんも『天は人の上に人を造らず』と言うてはったけど、娘さんが彼氏連れてきて『結婚します』と言ったら『身分が違う!』と言ったって。だからそういう人を結婚の祝儀に入れるのはどうかって人も現れるかもしれない」と、皮肉を交えながら語った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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