<大相撲七月場所>◇初日◇14日◇愛知・ドルフィンズアリーナ
土俵際からバシンと一撃。左の腕一本で力士を土俵下まで吹き飛ばす衝撃の展開に館内がどよめいた。
幕下四十八枚目・日向龍(武蔵川)が幕下四十八枚目・須崎(大嶽)を押し倒して初日を出した一番は、驚きの結末となった。
身長178.5センチ、体重116.8キロの日向龍と身長170.6センチ、体重91.7キロの須崎の一番。立ち合い、頭から当たった両者。しかし、やや体格で勝る日向龍の踏み込みに対して、須崎が後ずさると、土俵際でグイっと日向龍がひと押し。力士としては小柄とはいえ、91.7キロの須崎の身体が宙を舞い、土俵下に転落。館内からはどよめきが起こった。
土俵下に転落した須崎に歩み寄り咄嗟に右手を差し伸べた日向龍だったが、須崎は問題なく立ち上がり、所定の位置に戻った。
まさかの結末にファンも騒然。「吹っ飛んだ」「嘘だろ」「ワープした」「力強すぎだろ」「飛びすぎだろw」と驚きの声が相次いだ。(ABEMA/大相撲チャンネル)