【明治安田J1リーグ】横浜F・マリノス 4-1 鹿島アントラーズ(7月14日/日産スタジアム)
日産スタジアムに駆けつけた31,463名の観客、そして視聴者たちを驚愕させた。横浜F・マリノスのDFエドゥアルドが、ゴールに背を向けた状態から放った驚異的なバックヘッドがゴール。「エドゥアルドめっちゃえぐい」「流したコースが良すぎた」「まさかのフリックでゴール!」などの声が出るなど、ファンたちが大興奮した。
1-1の同点で迎えた52分だった。横浜FMが右サイドからのCKを獲得すると、キッカーのMF天野純がボールを蹴り込む。左足から放たれたボールは鋭いカーブ回転がかかり、ゴール前に向かっていった。
次の瞬間、密集地からニアサイドに突如として出てきたエドゥアルドが敵3人と競り合いながら頭で合わせた。身体を反りながら擦るようにヒットしたボールは、上空から急降下するような軌道でファーサイドに飛んでいき、最後はポストに当たってゴールイン。ブラジル人DFによる驚愕のバックフリックヘッドで、横浜F・マリノスが勝ち越しに成功した。
予期せぬ“奇襲”に鹿島アントラーズの選手たちは、呆然と立ち尽くすことしかできず。意表を突かれた格好となったGK早川友基も、慌てて対処したが時すでに遅し。ボールを掻き出すことはできなかった。
解説を務めた松原良香氏は「フリックしてファーポストに次の選手が入ってくるのかなという感じがしたんですけど、よく身体を捻って逆サイドにもっていきましたね。ゴールカバーもセカンドポストにはいなかったですし、ちょうど天野がゴールに向かうような鋭いボールを入れた。それに対してエドゥアルドが身体全体を捻りながら、逆サイドにもっていく見事なゴールでしたね」と称賛した。
エドゥアルドにとっては嬉しい今季初ゴールにSNSでは「エドゥアルドめっちゃえぐい」「流したコースが良すぎた」「まさかのフリックでゴール!」「これは取れない!」などエドゥアルドを称えるコメントが溢れ、また「まじあまじゅん神すぎ!」「決めたエドゥはもちろんAJのボールの質もよかった」とアシストした天野のキックに賛辞を送るコメントも見受けられた。
試合はその後、横浜F・マリノスが2点を追加して4-1で鹿島アントラーズを撃破。背番号5の度肝を抜くスーパーゴールなどで、実に5試合ぶりの勝利を飾った。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)