<大相撲七月場所>◇二日目◇15日◇愛知・ドルフィンズアリーナ
先場所優勝を遂げた関脇・大の里(二所ノ関)が、前頭二枚目・若元春(荒汐)に逆転を許しまさかの2連敗を喫した。序盤は強力な出足で一気に攻め立てただけに、美人スー女タレントも自身のX(Twitter)で驚きの声を上げた。
五月場所で初土俵から所要7場所の史上最速優勝という歴史的快挙を成し遂げた24歳の新鋭力士・大の里。新関脇に昇進して臨む七月場所では、早くも大関取りに向けた期待の声も寄せられるなど、今後さらなる飛躍に注目が集まる“令和の怪物”だ。
だが初日は前頭二枚目・御嶽海(出羽海)に押し出しで敗れてまさかの黒星スタート。二日目も“壁”に突き当たることになった。
これまで2戦2勝と負けたことのない若元春との一番。立ち合い強烈なもろ手突きでまずは大の里が一気に土俵際へと追い詰めた。だが耐えた若元春が得意の左四つに組み止めると形勢逆転、大の里は防戦一方の展開となり、最後は押し倒しを決められた。大の里は初日から2連敗となる黒星。勝った若元春は2連勝となる白星を挙げた。
予想外の決着に、ABEMAで解説を務めた元小結・旭道山は「当たりは大の里さんの当たりです」としつつ、「大の里さんがはたいた瞬間ですね。ここで(若元春は)間髪入れず。よく残りましたね」と分析。若元春の足腰の強さについて「しっかり四股を踏んでいる。がっちりしている。よく残ったし、そこからの攻防ですから。逆襲したというのは。あのまま電車道で持っていかれてもおかしくない」と語った。
大の里と若元春の一番には、相撲大好き“スー女”で知られるタレント・山根千佳も自身のXで反応。「若元春関の体幹?凄すぎない?」と驚きの声を上げ、「土俵際、大の里関が先に崩れるの見れてた!!左四つ素敵!!」と感想を綴ると、「大の里関は攻略され始めているのか…それとも疲れか…プレッシャーなのか…意外な展開です」と考察していた。
ABEMAの視聴者からもさまざまなコメントが寄せられ、初日から2連敗とまさかの展開が続く大の里に「どうしたんや」「もったいない」「押し出せなかったの残念」と心配の声が上がった一方、逆転した若元春に「良く粘った」「素晴らしい体幹」「いい投げっぷりや」と称賛の声も相次いでいた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?