【写真・画像】えっ、一体なにが起こった? 後ろ向きでフリック→ボールが急降下してゴールの瞬間「めっちゃえぐい」「これは取れない」ブラジル人DFの驚異的ヘディングにスタジアム騒然 1枚目
【映像】足ごと刈った強烈タックル→鹿島監督が激昂

【明治安田J1リーグ】横浜F・マリノス 4-1 鹿島アントラーズ(7月14日/日産スタジアム)

 鹿島アントラーズにとっては納得できない判定だっただろう。鹿島のMF名古新太郎がボックス内で、横浜F・マリノスのDFエドゥアルドに後ろからスライディングされて倒されたが、PKのホイッスルは吹かれなかった。これにはファンも「これはPKだわ」「明らかに後ろからだ」と嘆いていた。

【映像】足ごと刈った強烈タックル→鹿島監督が激昂

 試合開始早々の6分だった。鹿島がボールを保持し、DF植田直通の縦パスを敵2ライン(DFとMF)間で引き出したDF濃野公人が、ターンから前方へスルーパスを出す。これに反応した名古は、敵DFエドゥアルドの背中側から抜け出して、ボックス内右に潜り込んでボールをコントロールしようとした。

 しかし、このシーンでエドゥアルドがスライディングタックルを仕掛ける。名古のやや後方から炸裂したタックルは名古の足ごとボールを絡め取った。

 後ろからタックルを受けた名古はボックス内で倒れるも、審判のホイッスルは鳴らず。このノーファウルの判定に、名古は両手を挙げながら猛抗議し、近くで見ていたFW鈴木優磨も両手を広げてPKをアピールした。

 そのプレーの直後にボールがタッチラインを割ると、中継映像には激昂するランコ・ポポヴィッチ監督の姿が抜かれる。鹿島指揮官は拳を振りながら、納得のいかない判定を下した主審に向かって強い口調で猛抗議した。その怒りは横浜FMのFWアンデルソン・ロペスがなだめ、チームスタッフが猛ダッシュで抑えても消えないほどだった。

 プレーが中断されて主審はVARと通信を取ったが、ノーファウル判定は覆らず。このシーンについて解説の松原良香は「エドゥアルドは名古が見えてなかったのかもしれないですね。完全にサイドバックとエドゥアルドの間のスペースを取られました」と状況を伝えている。

 このシーンについてはSNSでも、「やっちまったな」「ボールの前に名古に接触してるだろ」「そりゃポポヴィッチも怒るわ」「今のタックルはPKだろ?」「激昂ポポヴィッチ」「サッカーのルール変わったの?」「本件は控えめに言っても、DOGSO要件を満たすので、エドゥアルド選手の一発退場+PKが妥当かと思います」「相手サポすらPKだと言ってるよ」など物議を醸している。

 鹿島は29分に先制するも、52分にエドゥアルドにヘディングシュートを決められるなど3失点して1-4で敗戦。悔やまれる敗戦となった。

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