Jリーグは7月16日、「明治安田Jリーグ KONAMI 6月度MVP」を発表。J1はガンバ大阪のFW宇佐美貴史、J2は横浜FCのDF福森晃斗、J3は大宮アルディージャのMFアルトゥール・シルバが各リーグの月間MVPに選出された。
通算4度目の受賞となった32歳の宇佐美は、6月に出場した5試合で3ゴール・1アシストを記録。とりわけスーパーだったのが、18節の柏レイソル戦で決めたゴラッソだ。左サイドでボールを受けるとボックス内に侵入し、キックフェイントで相手DFを完全に翻弄。最後は右足で冷静にゴールネットを揺らした。
このスーパーゴールは、SNSで「技術の塊」「上手い、上手すぎる」「お見事」「キレキレだ」「マジで天才」「あの頃のエースが帰ってきた」と話題沸騰に。月間MVP選考委員会からも、JFA 技術委員が「18節のゴールはこれぞ宇佐美選手というような素晴らしいドリブルからのゴールだった」、GAKU-MC特任委員が「18節の冷静なドリブルシュートはベストゴールにも選びたくなるようなゴールだった。存在感含めてMVP」と絶賛されている。
宇佐美は受賞に際して、以下のようにコメントしている。
「月間MVPの受賞は久しぶりなので素直に嬉しいです。6月は個人の数字はずば抜けた数字ではなかったですが、勝利に貢献し続けたという点を評価いただけたのかなと思いますし、ありがたいです。自分としてはチームが勝つことができればという思いで、チームの勝利のために試合で牽引できたらと思ってプレーしているので、その結果の受賞となり何より嬉しいです。自分1人でいただけた賞ではなく、チームメイトや家族、たくさんの方のサポートがあるおかげですので、たくさんの人と受賞を共有したいです」
宇佐美が牽引するガンバ大阪は、23節を終えて勝点44の2位。勝点49で首位のFC町田ゼルビア、勝点41のヴィッセル神戸や鹿島アントラーズなどと優勝争いを展開している。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)