20歳の若きアタッカーが放った鮮やかなFKに、思わず笑顔が溢れた。サッカー女子日本代表MF藤野あおばが13日に行われた強化試合のガーナ代表戦で直接FKを決めるスーパープレーを披露。スタンドで観戦していた冨安健洋と久保建英が思わず笑顔を見せていた。
【映像】冨安&久保を笑顔にした“なでしこジャパン”のスーパープレー
7月14日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、13日に行われたサッカー女子日本代表のパリ五輪前最後の強化試合・ガーナ代表戦の様子を紹介した。
この試合はパリ五輪のグループリーグ3戦目で対戦する、ナイジェリア代表を想定した貴重な試合となった。試合は51分に田中美南のゴールで先制すると、65分には藤野あおばのCKからファーサイドで浜野まいかがハーフボレーで合わせて追加点を決める。
そして注目のシーンは、67分だった。ボックス左角やや手前で日本がFKのチャンスを得ると、ボールの前には左利きの北川ひかると藤野がスタンバイ。北川が手を挙げてゴール前に合図を送り、蹴るかと思われた次の瞬間、藤野が右足一閃。ボールを相手GKも触れることができないゴール左隅に見事に突き刺さり、チームの3点目を決めてみせた。
この衝撃のゴールにはスタジオの槙野智章とお笑い芸人・コットンの西村信二も「あー!素晴らしい!」「これはめちゃめちゃうまいよ!うーっわ!」と驚愕の反応をみせた。
さらにこのゴールの直後、スタンドで観戦していた日本代表でアーセナルに所属する冨安健洋と、レアル・ソシエダでプレーする久保建英をカメラが捉えると、藤野の芸術的なFKに思わず笑顔が溢れる姿が映し出された。
試合はさらに80分、藤野あおばが今度は右からのFKで植木理子のヘディングゴールをアシストし、4-0でガーナ代表に勝利。パリ五輪に向けて弾みをつける勝利に、スタジオも大盛り上がりとなった。
(ABEMAスポーツタイム)