マスコットの命を受けてから5年。バスケットボールチーム ベルテックス静岡の“ベルティ”がなんと“整形”するという。
【映像】整形にも納得!? “ベルティ”がバスケットに挑戦→絶望の瞬間
ベルテックス静岡はBリーグ(B2)所属。クラブ名となるVELTEXは、頂点・頂上・山頂を意味する英語の「VERTEX」という単語が由来。ロゴマークは富士山とバスケットボール用語でボールがリングに当たらずシュートが入るswish(スウィッシュ)とネットが逆さまになる瞬間をデザインした。
チームは、2018年9月にVELTEX静岡を発足し、B.LEAGUE準加盟クラブ認定、19年9月にB.LEAGUEデビュー、23年5月にB2昇格正式決定という歴史を歩んできた。
マスコットキャラクターの“ベルティ”は年齢=秘密、背番号=223(富士山)、誕生日=2月23日、身長=223センチ(のはず)、生物の分類=未確認生物UMA、好きな食べ物=おいもだという。
富士山の麓で迷子だったところをベルテックス静岡のアシスタントコーチ大石慎之介さんに助けてもらい、ベルテックス静岡を日本一のチームにするお手伝いをするため、マスコットキャラクターになったという。
そんなベルティが手を器用に動かせるように「整形」する決断をしたのだ。
『ABEMAヒルズ』はベルテックス静岡の広報に取材。整形の理由について「5年間でバスケ、バレー、サッカー、ラグビー、テーブルクロス引きやモグラ叩きまで挑戦し“できること”よりも“できないこと”が多いことに気づきました。マスコットの先輩たちを見て手が器用だとより人を幸せにできるのではないか?と思いマスコット歴6年目に入るにあたって『できることを増やしたい!』という気持ちが強くなり、今回の決断に至りました」と答えてくれた。
なお、整形費用はクラウドファンディングで募集。「オペの成功を祈っています!」「素敵な手になりますように!」などのメッセージと共に目標金額の50万円を大きく上回る240万円以上がすでに集まっている。
「手の整形後、出来るようになったら一番嬉しいこと」として、ベルテックス静岡の広報は「物が持てるようになること(予定)。これまで物を腕に乗せていたので“持てる”ということは大きな喜びの一つになると思います」と話し、「クラウドファンディングを行ったことによって見た目が変わることへの不安よりもファンの皆さんが『今の見た目がいいけどベルティがやりたいなら応援するよ』と尊重してもらえたこと、それを応援コメントとして残してくれたこと自体、大切な宝物になっています」というメッセージをくれた。
なお、手術日は8月26日だという。
(『ABEMAヒルズ』より)
■Pick Up
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・ネットニュース界で話題「ABEMA NEWSチャンネル」番組制作の裏側