7月17日より順次放送中のアニメ【推しの子】第14話では、鮫島アビ子（CV：佐倉綾音）と吉祥寺頼子（CV：伊藤静）が言い争いになった。発行部数マウントまで飛び出す人気漫画家同士の熱い口論が、「本音の1対1が凄まじい」「プライドのぶつかり合い最高！」と注目を浴びていた。
【映像】アビ子と頼子、漫画家2人の”ガチ喧嘩”（19分35秒ごろ〜）
アニメ【推しの子】は、赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏のタッグによる大ヒット漫画が原作。産婦人科医のゴローこと雨宮吾郎（CV：伊東健人）が、大好きなアイドル・星野アイ（CV：高橋李依）の息子・星野アクア（CV：大塚剛央）に転生することから始まる物語だ。アイを殺されたアクアは、事件の真実を探るため芸能界に足を踏み入れていく。2023年にアニメ第1期が放送され、2024年11月28日からは実写ドラマシリーズの配信、12月20日からは実写ドラマの続編に当たる映画の全国公開が決定している。
前回放送の第13話では、「東京ブレイド」の原作者であるアビ子が、舞台の脚本を全部変えてほしいと訴えた。脚本を執筆したGOA（CV：小野大輔）が謝ると、アビ子は「キャラを変えるのは無礼だと思いませんか？うちの子たちはこんなバカじゃないんですけど！」と不満を爆発させた。さらに「ちゃんと原作読んだ上でこれって言うなら、この人ちょっと創作者としてのセンスが……」と語り、自分が脚本を書くと言い出した。
自分の修正意図がまったく反映されていないと怒るアビ子の主張はもっともだ。しかしGOAのもとにアビ子の修正依頼が伝わるまでには、担当編集やプロデューサーなど複数の人が間に入り“伝言ゲーム”のようになっていた。脚本家も真剣に取り組んでいる中でのすれ違いに、視聴者からは「どっちも辛い」「メディアミックスは大変」「マジで考えさせられる話だ」と反響が続出した。
第14話「リライティング」では、舞台制作側と揉めたアビ子のもとを頼子が訪れた。するとアビ子はアシスタントもクビにし、1人で睡眠時間を削りながら漫画を描き続けていた。
頼子がアビ子のやり方に怒ると2人は段々言い争いに。カッとなったアビ子は、師匠でもある頼子に「そういうの5000万部売ってから言ってもらえます！？」と叫んだ。アビ子の煽りに頼子は淡々と、「それ言われて言い返せる漫画家は、今この業界にほとんどいない。本当に無敵の返しよ」と話す。そして「でも悪いけど私の方がおもしろい漫画描いてっから！」と言い返した。
さらに頼子は、アビ子の漫画の悪い点をズバズバと指摘していく。師匠とぶつかり合うなかでアビ子は、「私は先生みたいに他人と上手くやれないんです！私だって本当は皆と……」と本音を漏らし始めた。
人気漫画家同士のケンカに、ネット上は「5000万部売ってから言えってのはパワーワードすぎ」「プライドとプライドのぶつかり合いは最高！」「私の方がおもしろいと言える自信、好き」「本音の1対1が凄まじい」と大盛り上がり。言い争いながらもアビ子を見捨てない頼子に、「良い師匠ぶりが光った」という声も寄せられていた。
■第14話「リライティング」
【あらすじ】
あかねの案内で、『東京ブレイド』が上演される劇場で初めて舞台を観たアクア。そこでGOAが脚本を手掛けた作品に衝撃を受けたアクアは、彼の実力を確信。そしてある行動に出る──！
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ／集英社・【推しの子】製作委員会
アニメ『【推しの子】』放送回一覧（動画リンクつき）
| 話数 | サブタイ（タップで動画へ） | 見どころ |
|---|---|---|
| 1 | Mother and Children | アイの愛、圧巻の作画 |
| 2 | 三つ目の選択肢 | 見事な重曹の舐めっぷり |
| 3 | 漫画原作ドラマ | ワルカッコいいアクア |
| 4 | 役者 | 『今日あま』作者の涙… |
| 5 | 恋愛リアリティーショー | 色々とガチなぴえヨンダンス |
| 6 | エゴサーチ | 眼前で検索ワード読上げの暴挙 |
| 7 | バズ | あかねの壮絶な演技力… |
| 8 | 初めて | アクア、1話で3人オトす |
| 9 | B小町 | 本気が過ぎるかなPV |
| 10 | プレッシャー | ぴえヨンの地声、ガチイケボ |
| 11 | アイドル | 赤子の頃と変わらぬオタ芸 |
| 12 | 東京ブレイド | 姫川とかな、迫真の掛け合い |
| 13 | 伝言ゲーム | 原作者、脚本家にバチギレ |
| 14 | リライティング | 師匠と弟子の修羅場 |
| 15 | 感情演技 | ホラーすぎるゴローの影 |
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