<大相撲七月場所>◇四日目◇17日◇愛知・ドルフィンズアリーナ
今場所序ノ口デビューした“体格が良すぎる”若手力士が注目の的となっている。四日目の取組で2連勝となる勝ち星を上げると、ファンからは「イケメンきた」「投げ飛ばしたw」「フィジカル相当なもんだわ」「いい新人が入ったなあ」と興奮の声が寄せられた。
期待が集まる新人力士は序ノ口十四枚目・米沢龍(境川)、本名・五十嵐大喜。平成17年(2005年)生まれの19歳で、もともと柔道のバックボーンを持ち、高校時代には無差別級の県予選で優勝を果たして全国大会に出場した経歴を持つ実力者。高校卒業後は日本大学へと進学し柔道部に所属していたが、わずか1年で中退して大相撲の世界へと飛び込んだ。相撲は未経験ながら身長190センチ・体重133キロの恵まれた体格を持ち、五十嵐の四股名で臨んだ五月場所の前相撲では無傷の3連勝を遂げていた。
四股名を米沢龍に改め、序ノ口デビューを果たした七月場所。二日目に1番相撲を取ると、序二段経験者の序ノ口十二枚目・錦織を相手に盤石の相撲で圧倒、寄り切って初白星を手にした。2番相撲となった四日目の取組の相手は序ノ口十五枚目・宮富士(伊勢ヶ濱)。ここでも米沢龍は頭ひとつ抜けた強さを発揮、立ち合いもろ手で当たってから肩越しの右上手を取ると、そのまま豪快に上手出し投げを決めた。新人らしからぬ厳しい攻めに、客席からは「おお!」と驚きの声も上がっていた。米沢龍は2連勝となる白星。敗れた宮富士は1敗目を喫した。
将来性を感じさせる大きな体格の米沢龍が土俵上に現れると、ABEMAの視聴者は「体格良すぎ」「イケメンきた」「フィジカル相当なもんだわ」「かっこいい」「恵まれた身体」と熱視線。その後の取組で圧勝すると「軽々と投げた」「投げ飛ばしたw」「こりゃ強い」と驚きの声が上がったほか、「いい新人が入ったなあ」と期待を寄せるファンも相次いだ。
なお、五日目には取組が行われなかったが、明日の六日目には取組が予定されている。(ABEMA/大相撲チャンネル)