<大相撲七月場所>◇六日目◇19日◇愛知・ドルフィンズアリーナ
大関・豊昇龍(立浪)に突き出しで敗れた前頭四枚目・宇良(木瀬)が、勢いよく土俵下の元高見盛・東関親方に激突。メガネが吹き飛ぶハプニングとなったが、体を起こした東関親方は余裕の笑みを浮かべ、安堵した観客も笑顔になる一幕があり「メガネが枡席まで飛んだ」「コントのような抱き合い」などの声が上がった。
最初の取組では立ち合い低い姿勢で一気に前に出る攻めを見せた宇良。正攻法で勝ったかに思われた宇良に軍配も上がったが、土俵際もつれあった際どい場面に物言いが。協議の結果、両者の体が落ちるのが同時と判断され、取り直しとなった。
取り直しの一番では反対に豊昇龍が立ち合いから一気の攻めを展開、突っ張って前に出て宇良を圧倒した。敗れた宇良は土俵下に勢いよく落下すると、審判を務めていた元小結・高見盛の東関親方に激突。東関親方のメガネが吹き飛ぶ激しい接触だったが、東関親方は起き上がると、吹き飛んだメガネを手に余裕の様子で笑みを浮かべ、観客も笑顔になっていた。突き出しで勝った豊昇龍は4勝目。敗れた宇良は3敗目を喫した。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元前頭の豊山は「迷わないで大関が攻めたという形ですね」とコメント。「宇良さんは(最初の取組で)1発で決めたかった」と続けると、勝った豊昇龍について「手数も出ていましたし、大関的には気持ちのいい相撲だったんじゃないかと思うので、明日以降ノっていけるんじゃないか」と期待を寄せた。
宇良が勢いよく東関親方に激突するハプニングにファンも驚きの声をあげ、「モロ被弾」「メガネ大丈夫?」「吹っ飛んだ」「抱きついてる」「メガネが枡席まで飛んだ」「ダイブしたな」「コントのような抱き合い!」とコメントが相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?