<大相撲七月場所>◇六日目◇19日◇愛知・ドルフィンズアリーナ
全身バキバキの“細マッチョ”力士が土俵際で0.04パーセントの珍手を決めた。一瞬の出来事に敗れた力士は愕然となり、視聴者からも「何が起こった?」「決まり手は?」と驚きの声が続出した。
珍手を決めたのは身長182センチ・体重76.8キロとスリムな体型で知られる20歳の若手力士、序二段四枚目・山藤(出羽海)。六日目の対戦相手は体重118.6キロの序二段七枚目・日煌(伊勢ノ海)で、体重差は40キロ以上にもおよんだ。
土俵に立つと倍近くの体の厚みの差があるように見える一番。立ち合い低い姿勢で当たった山藤は、頭を下げて果敢に食らいつき、全身の筋肉が陰影くっきりと浮かび上がった。重たい日煌に押されて下がり続けていたが、土俵際、粘った山藤は肩越しに深く上手を取ると豪快な投げを打った。一瞬の出来事に館内騒然。投げられた日煌は前方に一回転しながら土俵を割ると、愕然とした様子でしばらく座り込んでいた。
決まり手としてアナウンスされたのは“波離間投げ”。日本相撲協会の公式サイトによれば、発生割合0.04パーセント、決まり手ランキング47位の珍しい捻り手だ。勝った山藤はこれで無傷の3連勝となる白星。敗れた日煌は1敗目を喫した。
“細マッチョ”山藤の珍手での勝利に、ABEMAの視聴者からは「凄い!」「何が起こった?」「思わず声出た!」「細いのにすご」「決まり手は?」「カッコよ」「お見事でございます」と驚きの声が続出。敗れた相手の愕然とした表情に「『嘘だろ!』って顔してた」と注目するファンもいた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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